ヒエログリフ

『数字』に込められた本当の ”意味” を考える・・・。

以前、TVで 「学校のいじめと不登校の件数が過去最大に・・・。」 と報道していました。

自分はこれを見て、「だからなに?」と思いました。

こんなものの “数字” だけ報道されて、世間一般は

「ああ、件数が増えたんだ。それは大変ね・・・。」

で終わるのが関の山です。


日本の教育方針も「学力UP」が至上命題で、教育環境や個人の考えなど関係ないのです。

そう・・・要は、見てくれの数字だけ “上がり下がり” すれば良いのです。


多くの人間は単純で、目に見える “数字” の上下に敏感に反応します。

しかし、その “数字” の示す ”意味” に奥深くには入ろうとしません。


「学校のいじめと不登校の件数が過去最大に・・・。」

この数字に危機感を覚えた人間が何人いることか・・・。

ですから、先に述べたように「だからなに?」と思ったのです。


「いじめと不登校の件数が増えました。だから何か手を打たないと大変なことになりますよ。」

ここまで言って初めてその数字に “意味” が生まれるのです。

この増えている数字は、まさに ”子供たちの心の叫び” なのだと言うことに気付くべきなのです。


自分の息子は既に、この意味の無い『数字』に翻弄されない場所で、自由に勉強しています。

物心付いた時から、『数字に縛られ』生きるように教育された日本人。

生まれてから死ぬまで、時間という数字に縛られ、テストの点数と自分の評価点に縛られ、お金という数字に縛られ、身の回りに溢れる ”数字” という呪縛に縛られながら生きていく・・・。

日本人は数字が大好きだなと思います。

それは、誰が見ても単純明快だからです。


そしてその “数字” を絶対数として、認識しているということ・・・。

例えて言うなら、『物の価値』は “金額” という数字で示されています。

“金額” という絶対数で示されたものは、誰が見ても単純明快ということです。


しかし、今やそのお金の価値すらも曖昧になってきていますが・・・ね。

ちょっと過大表現になってしまいましたが、それぐらいに普段から我々の生活は “数字” を基準に回っているのです。


自分は決して、数字が悪いと言っている訳ではありません。

物事の度量を計るものとして、必ず必要です。

要は

・数字を ”正” とするのではなく、あくまで自分に対してその数字に意味があるのか?

・その数字が本当に正しいもので、世の中に対して本当に意味があるのか?

と言うことです。


今や災害の危険レベルすらも数字で示されていますが、それをどう感じ、どう行動するかはあくまで人間ということを言いたいのです。

だいぶ話しが横道に逸れてしまいましたが、そろそろ自分達で考えるべき時期に来ているのでは、と感じるのです・・・。


数字に踊らされずに、正しい道を進んで行くために・・・。


では、また (=゚ω゚)ノ


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