見出し画像

京都芸術大学行くか迷ってる人へ


イラストレーションコースに通っているじゆうです。私は1児の母でもあるのですが、私視点で1年間通ってみて、分かったこと、人によってのメリット、デメリットなどを紹介しようと思います。


レポートがある

 私は無知ゆえに知らなかったのですが、イラストばかり学べるのでなく、レポートなどもあります。レポートの分野も芸術だけに限らず様々です。入学から、初めてレポートと言うものを書いたので、私に書けるのか?難しそうと、とても、戸惑いました。でも、何とか必死にやってたら少しずつ書けるようになるので大丈夫♪

添削がある。

 イラストや、デッサンなどの課題を出すと、添削が丁寧で、自分でも気付かなかった強みや弱みを、客観的に知ることが出来ます。毎回、次はここを気を付けようって思えますし、褒めて貰えた時とっても嬉しい☺️

全体講評がある。

課題の全体講評があり、作品を紹介されることがある。作品を紹介されないと、何かダメだったんだろうか、何かコメント聞きたかったなぁだとか、なんとなく落ち込むことがあるが、心を強くもって、皆の作品の改善のポイントなどを自分の作品にいかす気持ちが大事。ちなみに一回も紹介されてない😭うぉーん

スクーリングがある。

大学や、訪問など現地でスクーリングも受けられるものと、Zoomなどによる遠隔のスクーリングなどがある。私は京都へ行くには遠いため、遠隔のスクーリングを何度か受講してみました。
 スクーリングの良い点は普段1人で黙々と課題をやっているけれど、あぁ、こんなに一緒に頑張ってる人がいたんだという、考えれば当たり前のことなんだけど、1人じゃないんだって気持ちになれたことです。そして、自分と、他の方の考え方の違いなどが、面白くて毎回刺激を受けます。
 また、朝から夕方まで長時間の講義(休憩はある)などがあり、子供がいる方などは、家族の協力がないと大変かもしれません。私は東北なので、京都遠いですが、京都でスクーリング受けてみたいなぁ🥰🌸

自由である。

春にこの課題をやって、この課題は夏にやろうかなど、スケジュールを組むのも、考えるのも、全て自分で決める。自由であるのは、自己管理が出来る人にはとても嬉しいことだろうと思う。しかし、夏休みの宿題ギリギリにやってしまう私のような計画性の無い人間にはなかなか大変なことである。
実際、最初の課題ギリギリで、徹夜してしまって、きつかった。それ以降はなるべく、管理を心がけた。
  私は、イラスト描く際時間(1ヶ月以上かかる)がかかりすぎるため、4年目の卒業制作をじっくりできるように、1年目に40単位を目指していました。しかし、忙しすぎて、子供の行事など、忘れそうな事もあり、生活とのバランスも頭に入れたスケジュール管理が大事だと思った。

大学の同士たちと交流もできる

コミュニティや、SNS、Discordなどで繋がれば、仲間もできる。私は、HSP気味で、人見知りが凄いのと、要領が悪いから、課題とかで常に時間がなくて、余り積極的に交流出来てません🐢でも、仲間がいたら楽しいんだろうなぁ☀️

芸大卒になれる

 私は最終学歴が高卒なので、大卒って何か嬉しいです。しかも芸大って言うのが私には魅力的でした。

実際行って変わったこと

勉強たのしいじゃん

行ってみて変わったことは、勉強が習慣化しました。高校まで、遊ぶことしか考えておらず、好きな教科だけ頑張り、赤点とらなければ良いや~程度の意識の私でしたが、後で見返した時に分かりやすく見えるように工夫したノートを作るようになり、本来、高校のノートって黒板丸写しじゃなく、整理して、自分の理解を助ける為に書いてたのかなと実感したのでした。
 それと、興味の無かった分野も勉強して、知識を得ると不思議と楽しくなってきて、イラストにもその知識が反映されていきました。なんと言うか、見たままを描いていた原人が教養を身に付けて、少しストーリーが足されたような感覚ですかね。うほっ🐵

あれ?少し上手くなってきてる!?

絵の課題はそんなに沢山やったわけでは無いし、なんなら、時間無さすぎて、自分用のイラスト描く時間も無かったから、入学前までに覚えたことも色々忘れて、どんどん描けなくなってそうと不安になってました。
 しかし、入学前の自分のイラストの絵の違和感(頭でっけーな、バランス変が等)や改善点がいつの間にか、見えてくるようになって、修正力がついていました。うわぁー嬉しい💃✨

家族とも仲良くなってきた

育児中大学に通うことは、家族の協力がないとかなり難しい。子供が生まれる前は同居の母とよく喧嘩していて、子供を産んでから、少し落ち着いてきたが、大学に通うことになり、さらに、喧嘩しなくなった。スクーリングなどで、子供のお世話が出来ない時は、家族に、素直にお願いしたり、感謝するようになり、とても、良好になってきた。

美術が近くにある喜び

色彩や、造形、デッサンの課題など、イラスト以外の課題では、はんだコテ使ったり、発泡スチロール削ったり、もの作りも好きな私には夢中でやれて最高に楽しい。出来上がった作品は宝物になった。最高の1年だった✨

見えるものが変わってくる

色彩基礎や、解剖学、美術史など学んでいくうちに、日常の風景や、光、色などの見方が変わってきて、「あっ、これはこういうことか~」がとても増える。

小心者から挑戦できる自分へ

何をやるにも、面倒だなとか、難しそうと考えるクセがあったけど、ダメもとだやれぇ~い🏋️って感じに、少しずつ取り組めるようになってきた。単位を取っていく毎に、自信に繋がっているのかも。

商用への意識

著作権や、知的財産権、ポートフォリオ、SNSへの活用の仕方も学べる授業もある。でも、専門学校でも、学べるのかも知れない。わかんない。独学で、きちんと学べる方は大丈夫だけれど、私は独学だと、いつかやろ~(多分やらない)って後回しにしてしまいそうなので、大学で学んでいこうと考えてる。この間ポートフォリオの講義を受けてみたら、とても勉強になり、自分がどうしていきたいのか少し見えてきた。

絵だけを学びたい場合

教養があって、絵だけをがっつり学びたい人や、先生から直接指導、添削されたい人、仲間と学びたい人は専門学校とかの方がいいと思う。
商用への知識があるか、独学でも学べる自信がある人や、自分に必要な技術がなにか分かってる人はパルミーなどの講座で強化する方が料金も安くすむしそちらの方が良いと思う。

この大学に行った方がいい場合

今から美大の予備校に通って美大受験するには、時間もお金も難しい人が良いのではないかと思う。私の場合であれば、今から1年かけて美大対策の予備校に通う時間もお金も難しい事がいちばんあった。今すぐ美術に触れたくて入ったので、そういう人に良いんじゃないかな。
あと、独学だと偏った勉強や、練習などになってしまう人。色彩、造形、デッサンなど様々な方向から学びたい人。私の場合だと芸術史、心理学、環境なども学ぶことで、絵を描く際のテーマや引き出しが増えてきた。わからない所は調べるとか、人任せじゃなく自分で、能動的に勉強を継続し、スケジュールの管理ができる人。たとえ1人でも、楽しめる人とかがいいと思う。

以上のことから

自分にあった所を検討して、選んでみるといいと思う。全てに言えるのは、自分が成長していくこと、学ぶことって楽しいよってことです。良い選択ができますように🌸グッドラック!パワー🏋️ハッ


ここまで見ていただいてありがとう。これからも、美術とか好きに発信していきます。年齢関係なく皆で楽しみましょう🐢🌸頂いたサポートは、書籍代(缶コーヒー飲んでることもあるけどお許しを🥳)など勉強や、創作に活用させていただきます。