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ゆきだるまの受付嬢


夏の日差しを たっぷりあびて

畑に咲いた ゆきだるまたち

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(じゆうな木)「なでたいくらい かわいいね🥺」
(ひょうたん)「♡」


ゆっくり 茎葉を しぼませて

ゆきだるまは 萌黄色(もえぎいろ)に ひやけしました

パチンと はさみで きりとると

ずしりと おもたい ゆきだるま

そのおなかに たっぷり たねを つめこんで

ぷくぷく つやつや ひかります

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お水のなかで そっと あらうと

ルルルル ラララ!と 

ひかりの楽譜が あらわれて

ゆきだるまは かわいい声で うたいました

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(ひょうたん)「♪ ♫ ♩ ♬ 〜♡」
(じゆうな木)「🥺♡!」


* * * * * * * * * * * * 

夏の間、かわいい実をたっぷりつけた ちいさな ひょうたんたち。

1粒の種から20個ほど ひょうたんが できました。

ここからしばらく水につけて 種ぬきと 表皮をはがす作業を行います。最初は結構大変そうだな、、、と感じましたが、やってみると夢中になり とてもたのしかったです(たぶん20個くらいだからたのしめたのかな)。

あたまのところをまずは くり抜くのですが、わたしはドリルなどは使わずに、そのまま普通のハサミの刃で くり抜きました。

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このとき、大きめに穴をあけるのは大事だと後で感じました(種を取り出すときにちいさい穴だと出てきません)。

近くの枯れ枝を使って、軽くクルクルと中身をかきまぜておきました。種はびっしりとお腹につまっています。

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それからバケツに水をはり、ひょうたんたちを水に浸けます。気温にもよるのですが、通常4日から1週間程度のようです。

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中身を腐らせて種やワタを取り出すため、お水はたった1日でも、かなり独特のにおいを放ちます、、、!(落し蓋をしておくとみんなが水に浸かるので種も取り出しやすくなります)

お水を換えずにそのまま浸けておく、というやり方が多いみたいですが、

ひょうたんもせっかくなら気持ちいいお風呂がいいだろう、、、

と思い、、、毎日水を交換し、2日目からは畑のハーブたちも追加。

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(じゆうな木)「今日はスペアミントとレモンバームとモナルダのお風呂ですよ〜♡」
(ひょうたん)「やった〜♡」


お天気もよい日が続いていたので、毎日水温もあがり、いい感じで少しずつ種が出ていきました。後半は、ひょうたんを振って種を飛ばしながら出し、、、表皮もタオルや毛糸のたわしなどで はがしました。

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完全に種と中身のワタがとれるまで1週間ほどかかりました。


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ひょうたんの種は、ちいさな足跡のようで とってもかわいいです🥺


中身がすっかり「空」になった ひょうたんたちは、まるで1円玉を持っているような驚きの軽さ! 色も萌黄(もえぎ)色から、とても味わい深い うぐいす色に。

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あとはしっかりと 乾燥させて、、、、できあがり!

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本日、ゆきだるま2名が わたしのヨガ教室の受付嬢としてデビュー。


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(じゆうな木)「よろしくね🥺」
(ひょうたん)「うん、がんばる♡」