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自由の丘で

\12/30(金)東京出店のご案内です!/ 自由港書店、今年最後の旅は、はじめての東京での出店です。12/30(金)14時から16時半までの2時間半。東京・自由が丘のサクラボロー(Sakura Borough)さん2階をお借りして、ごくごく短い時間、ごくごく小さな、お店を開きます。

サクラボロー(Sakura Borough)
東京都世田谷区奥沢2-45-10
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お問い合わせは自由港書店までお願いいたします
自由港書店:お問い合わせ窓口
shop_info@jiyukoh.jp

東急各線・自由が丘駅南口から九品仏川緑道に入っていただいて、あとは、もう、まっすぐ、九品仏川緑道を緑が丘駅方面に歩いていただければ、美しいガラス張りの白い建物に出会えるはずです。そちらがサクラボローさんです。その佇まいはまさに、港のよう。たっぷり自然光が入る2階スペースをお借りいたします。

九品仏川緑道をまっすぐです

「東京でお店を開くとしたら」。ずっと想像を膨らませてきました。どうしたら「自由」というメッセージを届けることができるだろう。辿り着いたのは「自由が丘」でした。自由が丘は、私自身、社会人一年目、はじめての一人暮らしの土地として選んだ場所でもあります。4年間、自由が丘で暮らしました。思い出の街です。自由の丘。なんて素敵な名前だろう。胸をわくわくさせながら自由が丘で暮らし始めた日のことを今でも鮮明に思い出せます。

ごくごく短い時間、ごくごく小さなお店として、明かりを燈します。「はじめまして!」「お久しぶりです!」、いらしてくださった方々と交わせる会話は、ほんの短いものになってしまうかもしれません。それでも。直接お会いすることができましたならば。それ以上に嬉しいことはありません。

神戸から、本を持ってゆきます。自由港書店が、オープンしてから現在に至るまでの間に、作家さまや出版社さまから託していただいた本の中から、東京に連れてゆきたいと思う本を、100種類ほど、連れてゆきます。どの本も、各一冊だけ、お持ちしたいと思います。本との、一期一会の出会いを、つかまえていただけたら、と願っています。

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わたしは東京の国立に生まれ、小中高と埼玉の学校に通い、東京の大学を出て、ずっとずっと東京で働き、ずっとずっと東京で暮らしてきました。私自身のライフヒストリーを綴った私小説的エッセイ「私と嘘」を掲載していただいております『USO4』をお読みいただきました方々から、たくさんの、温かい感想を寄せていただいております。本当に有難うございます。いま、わたしは、神戸の西・須磨海岸のちかくで、小さな書店を営んでいます。私が帰る場所は神戸であり、須磨です。年末、私は東京に行きます。東京でお店を開きます。もう一度、まっさらな気持ちで、東京という街と出会って、東京という街と関係を紡ぎ直していきたいと思っています。その最初の一歩目にできたらな、と思っています。12月30日金曜日。年の瀬も年の瀬です。寒いなか、自由が丘までお越しくださる方は少ないかもしれません。あたたかい紅茶や珈琲なども(無料サービスとして)ご用意できたらと思っております。広く関東にお住まいの皆さまがたにお会いできますことを、心より願っております!いつも本当にありがとうございます!

旦悠輔
自由港書店

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