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『ケアホーム』って素晴らしい

今日は、母が入居しているケアホームで田植えがありました。

先月、入居したばかりの母ですが、すっかり生活環境にも慣れ、というよりも、入居前より明らかに元気になっていて、それまで一緒に暮らしていた娘としては、喜んでいいのか、ちょっと複雑な心境でした。
とはいえ、ケアホームの皆さんに、家族も驚くほどに母のやる気を引き出してもらえて、10年以上やっていなかった田植えを母は見事にやり切ることができました。

ケアホームに入る前、母は「家が一番良い」と言っていたのに、今日はあっさりバイバイをして、部屋に戻っていきました。
息子が保育園に入った時も、そんな感じだったな、と昔を思い出しました。

息子を1歳で保育園に預けた時、世間は「そんな小さいのにかわいそう」という反応でした。きっと母をケアホームに入れたことも世間の方から見ると「退職したなら、うちで面倒を見てあげればいいのに」と思われるかもしれません。
しかし、息子の時もそうだったように、ケアホームに入った母自身が楽しそうに過ごしている姿を見ると、家ではこんな気持ちにさせてあげられないな、と思うのです。
一緒に暮らしていると、身内だからこそ、言わなくてもいいことまで言うし、感情的になったりしちゃうわけで、そこはプロにお願いすることが、母にとっても私にとっても良い選択だったと思っています。
介護も育児も、周りの目を気にして家族だけで頑張るよりも、プロの力を借りて少し余裕を持ちながらする方が、親にとっても子のとってもベターだと私は経験上思っています。

ケアホームの職員の皆さんには、いろんなイベントを企画していただき、本当に頭が下がります。と言いつつ、今から、秋の稲刈りでの母の活躍を楽しみにしています。
マジで、ケアホームって素晴らしい!

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