現代軍司の苦悩
コンサルさんとお話していると、多くの方が「依頼主が言うことを聞いてくれない」とおっしゃいます。
コンサルさんが経営者や依頼主をコントロールしたいわけではないのですが、疑問や課題に対して提案やアドバイスをしても、なんだかんだやらない人が多いんだとか。
主な理由は時間がない、落ち着いたらやるという感じだそうで、まあコンサルさんが悩むのも無理はないなぁ…という感じです。
私も時々仕事を依頼しているライターさんの相談に乗ることがありますが、ありがたいことに皆さん実践されています(お金はもらってないよ)。
解決したい問題とか、前に進めたい事業とかがあるのに、受けたアドバイスを進めないって何なんですかね?
それでお金払って専門家を入れていると思うのんですが……まあそこはいいです、お金という面ではコンサルさんに実害はありませんので。
私、歴史バカですので三国志とか戦国時代とか大好きなんです。
で、多少美化されているのは脇に置いて、軍司という存在はめちゃくちゃ重要だと思っています。
現代軍司とでも言いましょうか、コンサルさんも同じ立場なのではないかと。
ただそこに命を懸けるか否かの違いだと思います。
だから信頼できる人物を探して雇う、そして自分の命を預けるぐらいの覚悟があるんですよね。
ところが今は「コンサル」と名の付く人が多くて、結局この人は成果を出せるのか、というのを重視しているのだと思います。
お金はかかっても命までは取られない……ってね。
個人的にコンサル事業を積極的にしない理由が、実はこれでして、こっちも相手も意味がない契約になるので嫌なんですよ。
特にお金もらう側になると詐欺してるみたいですっごい嫌な気分になる。
コンサルさんがダメって話ではなくて、雇っただけで満足している人にはあまりかかわりたくないって意味です。
コンサルさんは保険商品とかお守りではなくて事業拡大・課題解決に必要な軍司ですので、そこは行動してもらわないと困ります。
まあ私の場合はズバッというタイプなので多分向いてないです。忖度?何それおいしいの?ですので。
世の中にはコンサルさんそのものを毛嫌いしている人もいると思いますし、コンサルもピンキリですので全員を擁護するつもりはありません。
ですが、コンサルという存在が抱える苦悩は、なんとなく知っていただけるとコンサルさんも報われるのではないでしょうか?
なんか小中学校の通知表みたいな話でしたが、こういう人もいるそうです。
どの業界も大変だ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?