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絵本の力
いい年して絵本を購入しました。
娘のためではなく、自分のためです。
「なぜに絵本?」と思われるかもしれませんが、とあるお仕事でのインタビューをきっかけに、ふと昔読んだ絵本が欲しくなって購入した次第。
古い本であったためメルカリでしか購入できませんでしたが、運よく購入できた次第です。
絵本と言うと「子どもに読み聞かせるもの」というイメージを持たれがちですが、近年大人が絵本を読むことも流行っているようで、大人向けの絵本というものもあります(いかがわしい意味ではありません)。
しかし私が購入したのは、あえて昔が自分読んでいたもの。
自分が生まれるよりも10年近く前に発売されていたものでしたが、当時通っていた保育園に置いてあったのを覚えています。
仕事の取材の中で、何度も繰り返し読んだ絵本は自分の考え方の元となっていることが多いというお話を聞きました。
他にも色々なベネフィットを伺いましたが、どうしてもこの一言が忘れられず、内容を確認する意味で絵本を再び手に取ることになったのです。
改めて読み返してみたところ、自分の行き方や考え方に近いものをひしひしと感じることができました。
1つの場所で終わろうとせず様々なところで仕事をしようと考える点、自分の信念を曲げない頑固さなどは、特に当てはまるところが多かったように思います。
つまり取材でお話しいただいた内容は、少なくとも私の場合当てはまることになったのです。
私は上の子の名前に「栞」という文字を入れています。
「本を好きになってほしい」という願いを込めて入れたものですが、彼女もまた絵本をよく読む子どもに育ちました。
下の子も、上ほどではありませんが絵本を読んでほしいと言ってくることがあります。
最近は絵本の電子書籍化が進んでいるようで、なんかちょっと味気ないと思ってしまうのは私だけでしょうか。
紙の本に触れて欲しい、そのためにはまず絵本を買ってあげようと考えて、積極的に買ってあげていました。
もしかすると無意識のうちに、自分が今回買い直した絵本の大切さを理解していて、それを子どもたちにも感じて欲しいと思って取った行動なのかもしれません。
絵本、大切です。
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