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逃げるが勝ちの時もある

どうもライターさんというのは良くも悪くも真面目なようで、お客様第一主義を大義名分にできないことまでやろうとしている人が多い気がします。

もちろん立派なことではあると思いますが、無理した結果、パフォーマンスもモチベーションもダダ下がりしてしまっては意味がありません。

個人的にはそうなる前に、逃げてしまうのがいいも思います。辞退ですね。

「せっかく掴んだチャンスなのに、みすみす逃してしまうのか!?」と思う人もいるかもしれません。

しかし、まぁ、身もふたもないことを言えば、その仕事は身の丈にあってないので辞めたほうが双方のためになると、そういうことが言いたいわけです。


単純に案件の難易度が高いというのもありますが、他にも人間的に相性が悪いなんてのもあります。

なんともない雑談ならこんなことは起きないのに、いざ仕事になったら「思ってたんと違う」みたいなことは、往々にしてあることです。

個人的にはこのパターンが一番厄介。

双方が「悪い人ではない」という認識を持っているので、延々すり合わせが終わらないなんてことはザラにあります。

つい最近もこのパターンの方がいらっしゃいまして、修正が延々終わらず辞退を申し出ました。

その後見つけたライターさんとは良好なようで、ただ単に仲がいいだけではいかんのだなぁと再確認したところです。


じゃあ案件の難易度についてはどうするのか?

これに関しては継続が来る前にやめたらいいと思います。

途中で投げ出したり、蒸発したりするのは論外ですので、まずはやり切る。

その上で「ちょっと難しいのでこれで終わりにさせてください」と伝えてしまったらいいでしょう。

止めてくる相手もいるかもしれませんが、そこは自分の意見に従って判断してください。

じゃないと、後で大変な目に遭いますよ……。


とまぁ、長々語りましたが、結局ながーく活躍したいのであれば、時には逃げるのもありじゃないかって話です。

中国の春秋戦国時代の兵法家 孫子も言っています。

三十六計逃げるに如かず、ってね。

万策尽きてどうしようもなかったら、逃げたほうがいい。そして生きながらえたら次の策を考えればいい。ただそれだけです。

真面目すぎるのが悪いことではないのですが、もしものときのための「逃げる」コマンドくらい自分に置いといてもいいと、私は思うわけです。

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