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ブランドストーリーは最強の差別化

以前書いたゴールデンサークル理論に行き着くお話ですが、昨日ご相談いただいたお客様の件もあって記事にしたためました。

昨日ご相談いただいた方は、言い方はあまり良くありませんが、どこにでもいる職業の方(本人もおっしゃっていました)。

集客に悩んでおり、なかなかうまくいかなずに悩んでいらっしゃいました。

お仕事だけだと差別化が難しく、どうしていいかわからないという状態に陥っている中で私をご紹介いただいたようです。


私はまず「仕事の内容を教えてください」と聞きます。

「そんなん知ってるでしょ?」と言われるような仕事でも、その方が持っている熱やプライドがある個所が見えるときがあるからです。

お話した方も一部分だけとても熱がこもっていて、目が輝いていた箇所がありまして、そこを深堀。

「この部分がものすごい熱量を感じたんですが、何かきっかけでも……?」

この質問は結構リスクをはらんでいるので相手を選んで投げかけますが、今回の方はするっと答えていただけました。

ちなみにリスクとは、トラウマや心の整理がついていない件を思い出させてしまう可能性のことです。

私はカウンセラーではないので、言いたくないことは言わなくていいと伝えておきますが、結構慎重に投げかける質問です。

何か参考になれば……。


話を戻しますと、その熱をもって語っていただく部分こそが肝です。

正直な話、私はこの部分でしか商品・サービスの差別化はできないと思っています。

情報化社会になってさまざまな商品・サービスが小さな企業や個人からでもできるようになったので、同業他社が乱立している状態。

ビールなんかをイメージしてもらえればわかりますが、結局差別化したつもりでも同業他社と比較してわかりにくくなっているんです。


ではストーリーはどうでしょうか?

多少似ていたとしても、まったく同じになることはないでしょう。

よく小売りの方が口にする「○○を買うのではなく▲▲さんだから買いたい」と言わせる部分です。

作られた動機でなければ、ここが一番の差別ポイントとなるのです。

結局昨日お話した方も、私がサポートに入ってコンテンツを作らせていただくことになりました。

やはりブランドストーリーは強い。

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