【おすすめの詩的なエッセイをご紹介】自分らしさについて悩む時に
こんばんは！自由丁スタッフの髙野です。
今日から11月ですね。今朝はふと思い立ってずっと気になっていたパン屋さんに行ってみたのですが、美味しそうなパンがたくさんありすぎて目移りしてしまいました^^
11月初日は、そんなささやかな喜びと共にスタートしました(笑)
皆さんはいかがお過ごしでしょうか？
さて、今回も「自由丁今朝の落書き」よりおすすめの一篇をご紹介します！
おすすめの一篇『一色へ』
優しくありたいものだと
思っています
それは時に自分にもと
思っています
どうしたらいいものかと
悩んでいます
優しさとするか
妥協とするか
平和と呼ぶか
平凡と呼ぶか
勇敢と称えるか
無謀と遠ざけるか
何れにせよ
私は私を濁らせぬよう
選ぶのです
世界から見た純粋さ
正しさ美しさの類
置き去りにして尚
光るほどの一色として
私は生きていきたいのです
本日も落書きを読んで下さりありがとうございます。自分らしさを見つけたいなら、真剣に選び続けること。決め続けること。自分らしさを見つけたなら、その一色で塗り潰すこと。描き切ること。
2023年10月27日の「自由丁今朝の落書き」より
自由丁スタッフからのコメント
自分らしさってなんだろうと悩んだり、個性が際立つ人を見て引け目を感じたりするような経験をしている人は、きっと少なくないんじゃないかなと思うんです。
そんな経験をしてきたうちの一人として、そうかそうだよなぁとやけに納得した一篇でした。
自分の個性を一時的に見失ってしまったとしても、日々の生活で繰り返している選択の中に、紛れもない自分が出ているはずなんですよね。本当は。
これは良いけどこれは良くない、これは好きだけどこれは嫌い。その選択の一つ一つに真剣に向き合うこと。それはいつもより少しエネルギーを使うことのような気もします。真剣に向き合えば向き合うほど、自分の選択に重みを感じるような気もします。
だから四六時中は難しいかもしれないけど、そうすることで自分が確かになっていくんだと、確かにしていけるんだと知っておくことが、まずは一つ大事なことのように感じました。
皆さんはいかがでしたか？
普段は何気なく選んでいるものを、改めて真剣に選んでみたら新たに気づくことがあるかもしれないですね^^
自由丁今朝の落書きについて
自由丁今朝の落書きは、自由丁オーナーであり、詩人・エッセイストの小山将平が毎日書く言葉たちです。
ご紹介する作品は、あなたの気持ちにそっと寄り添ってくれるような詩だったり、思わず一緒に唸ってしまうような日頃の考え事を綴ったエッセイだったり。
内容は様々ですが、何気ない日々の他愛ない時間を愛でるような、ほっと一息つけるような文章が多いです。
数分でお読み頂けるものなので、ちょっとした休憩時間に、待ち合わせの合間に、眠りにつく前に、ぜひ。
▼これまでの作品や最新作はこちらからお読み頂けます！
最後に
こちらの記事では、一週間のうちに書かれた「自由丁今朝の落書き」の中から、自由丁スタッフがおすすめの一篇を選び、コメントと共にご紹介しています。
一緒にあれこれ考えてみたり、ただぼーっと読んでみたり、お気に入りの一篇を探したりして頂けたら嬉しいです！
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