ジブがこの共生学を受けてみて中ー2~LBGTQ~

前回、中国の現役大学生の方とつないで色々衝撃を受けたジブ一同は、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンが制作・発行を手掛けたLBGTQについて書かれている冊子を読んでみました。まずその冊子の感想を書く前にその冊子の概要を簡単に説明させてください。
この本の世界中で差別に苦しんでいる女性や、ジェンダー平等に関することを左のページには漫画(物語)右のページにはその解説をわかりやすい言葉で書いている、いわばパンフレットみたいなものでした。
この本を一通りみて一番最初に思ったことは「なぜ皆、大人の考えを持てないのだろうか」という疑問でした。「ジェンダー平等」「女性へNo差別」などの近年流行りだした言葉だなぁ、と感じながらこの本を読んでいたわけですが、なんか腑に落ちないというか、「そんなことまだあるのか?」と感じてしまうところが多かったです。例えば、[家庭で会話する高校生の娘と父]というお話だと、将来のことを考え自分の夢を追う高校生の娘が親に相談しているシーンなのですが、最終的に父親に「女は結婚したら仕事をやめるんだからとりあえず職に就けばいいんだよ」と言われてしまいます。
この物語りでジブが考えたことがあり、共有したいと思います。前者の物語は私は根っからの男で多分このようなことは家庭では言われないとは思いますが、だとしてもこれは「古いな~」と思うとともに、それと同時に「なんで当事者(自分)ではないのにそんな他人のことに自分の思想を強要しているんだ?」と感じました。「他人って言ったって自分の娘じゃん」と言われるかもしれませんが、結局その人個人個人の柱(人生)に分けるとしましょう。その柱がまっすぐ自分の夢に向かっていくのに損害してくるのは、たとえ親だとしても、害でしかない、自分の柱を汚してくる他人でしかないのではないか、と常日頃思っています。長々と前提の話をしていたわけですが、最終的に自分が何を言いたいのかというと、「皆、人は人、自分は自分」と「共同体」という二つの重しをバランスよく自分の心の中に持っておくというのが必要だと考えています。こんな偉そうに「皆大人になれよ~」と言ってるジブですが、自分もそこまで大人ではないし、何なら年齢的な話で言うとまだまだ子供です。「偉そうな口きいて生意気だな」と感じた方もいるかもしれませんが、あくまで個人の意見ですので、真っ向から考えずに見ていてくだされば嬉しいです。
                     ジブ

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