JBJJF 第8回東日本柔術選手権におけるコロナ対策について思ったこと

会場にセコンドとして行って感じたことを「JBJJF主催大会における新型コロナウィルス感染症対応ガイドライン」と照らし合わせて書いてみる。

ガイドライン内にある「③大会当日の行動規定」と私が見て感じたことを書きます。

3. 会場への入退場の管理

(1) 試合会場のすべての入口で入退場チェックを行う
・出入口の数は適正に設置。入場口と退場口を分けるなどして管理を行うなどする。

どこでチェックをしていたのか、わかりませんでした。
体育館への入口にはそのようなチェックをする人員は用意されていなく、数通りで入場できていた。

この入口をマットエリアへの入口ということであれば、行っていたと言えますが、「試合会場」の「入口」なのでマットエリアへの入口が該当しないと思う。

(2) 入場前に体温を測定し、規定の体温以上の場合、入場(試合出場)をお断りする。
・体温測定済みの方は、バスの着用などで識別を行うなどする。

結局この検温も、マットエリア入口で行うという体になっていましたが、実際のところセコンドだった私は検温することなくマットエリアへの入場が許可されました。

パスは着用しましたが、検温はしておりませんでした。

(3) 入場時は適切な距離を保ち、混雑を抑制する。

スタンバイエリア(計量待ちエリア)は一切適切な距離は保てていませんでした。
それを整理・支持するような人員もいませんでした。

各マットの誘導係はいましたが、そういう指示をするわけではなかったように私は感じました。

(4) 来場者名簿を作成し、来場者情報を管理するなどする。

一切そのような名簿はなかった、私は記名などしていません。

(5) すべての入口に手指消毒液を設置する。

これはあったように思いました。

(6)来場のタイミングが集中しないよう、適切な試合進行方法の調整、来場時間の案内を行う。

これもまったく遵守されていなかったように思います。

JBJJFが管理しきれない部分ではあるのかもしれませんが、遵守はされていなかったように思います。

4. 会場での行動

(1) 更衣時や待機時等は社会的距離(可能な限り2m 、最低1m)を確保する。

これは会場にいた人のモラルになるんでしょうけど、守れていない方が多々いたように感じました。

(2) 会場内では、基本的にマスクを着用する。
※高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。十分な距離が確保できる場合など、状況によってはマスクを外してください。

マスクしていない人にスタッフが駆け寄ってマスク着用を指示している光景をみました。

さすがに外す人はいないと思っていましたがモラルに欠ける人が普通にいて驚きました。
その人は悪びれていなかったのも最悪な光景でした。

(3) 不要な会話・接触は控える。必要な会話の際は必ずマスクを着用する。

これも難しいところですよね。
私も知り合いに会えば声をかけて話をしてしまいますので。

(4) 声援、応援、声を発するセコンド業務を禁止とする。

マットエリア外の人が声かけしているのは何度か見ました。
スタッフが足りないのか注意出来ていないのが残念でした。

(5) 飲料ボトル等を共用しない。飲料ボトル・ペットボトル等の放置を禁止する。

これはチェックできませんでした。

(6) 使用済みペットボトル、テーピング、マスク等のゴミは必ず各自が管理し、責任をもって廃棄する。会場内、試合場内への放置を禁止する。

これはチェックできませんでした。

(7) タオル、用具などを共用しない。

これはチェックできませんでした。
コロナ前からそういうことはあまりないとは思いますけど。

(8) 更衣室、シャワー等を利用する場合は、会場の規定に従い、密を避けて使用する。

これはチェックできませんでした。

(9) 試合、表彰を終えた選手は速やかに会場を退出する。会場での滞在時間を極力短くする。

これはまったく遵守されていなかったように思います。
試合が終わったら帰るがまったく守られていなかったと思います。
私はお昼前には帰りましたが、朝試合でラストのオープンまで残って見ていたという人が実際にいるので・・・。

5. 大会進行に関して

(1) 集合、待機時等での密の発生を極力避けるため、適切な試合進行方法を調整する。
・その際に、従来のJBJJF主催大会での試合進行方法と異なった形式を採用する場合がある。

まったく守れれていなかったように感じました。

(2) 握手、ハイタッチ、抱擁等は行わない。対戦相手、審判への挨拶は礼のみにて行う。

これもレフリーから握手を求めるところを見たので、スタッフすら遵守できていないなと感じました。

(3) 声援、応援、声を発するセコンド業務を禁止とする場合がある。

マットエリア外からの声かけはチェックして注意して欲しかった。

(4) 試合場への入場等を完全入れ替え制で進行する場合がある。

「場合」があるだけで、まったくそのような状況にはなかった。

(5) 表彰方法を変更する場合がある。

表彰台にあがる選手がいなかったので、表彰に関して未チェック。

6. 入場制限

(1) 会場への入場者数を制限する場合がある。

なかった。

(2) 会場への来場を出場選手のみに制限する場合がある。この場合、応援、観戦等での来場は認められない。

制限していなかったと思われる。

(3) 定められた集合時間以外の入場は認められない場合がある。

どんな時間に来てもチェックがないので集合時間以外の入場も認められていた。

(4) 試合、表彰を終えた選手は速やかに会場を退出する。会場での滞在時間を極力短くする。

これもチェックしていなかったので、試合が終わっても会場に滞在出来た。

(5) これらの制限は今後の状況により緩和、もしくは更なる制限追加の可能性がある。

今回に関してはなんら規制や制限を追加されていなかった。

まとめ

一方的にJBJJFがなにもしていない・できていなかったということではなく。参加者・来場者のモラルが問われる状況でもあると思っています。

正直、ガイドラインをきちんと確認していない・できていないのか、遵守されていないことが多かった。

これで大会がクラスターとなっていても、見ていた側からすると仕方がないのかなとも思ってしまう。

私は今回以降の大会ではセコンドをすることを避けた方が自分のためだろうという見解・認識になりました。

ワクチン接種が進んできたら、応援をしにいきたいと思います。

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