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履歴書の性別欄、面接の尊敬する人は? a006

先日も書きましたが、税理士試験の発表が早くなった結果、この土日に資格学校主催の就職説明会が開催されました。平成最後の年に税理士試験申込者数が4万人を切り、令和になり受験者は3万人を切りました。令和3年よりは1500人余り増加しましたが、人気資格とは言い難い現状です。
> 令和4年度(第72回)税理士試験結果
https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/shikenkekka/73/kekka.htm
ここで気づいたことがあります。受験者の男女比です。女性7,761人男性2,1092人です。1:3ですが、もっと女性が多い印象でした。私が税理士試験受験生というと簿財消のイメージが強いからかもしれません。
ただ、税理士業界の就職活動でも女性4:男性6くらいのイメージだったので意外でした。仕事しながら受験している男性が多いということでしょうか。父の税理士事務所を継ぐ息子が意外と多いのかもしれません。

ここで、ふと思ったのが、男女比って女男比って言わない、男女格差は問題というが、女男格差といわない。ジェンダー不平等と言われたりします。そもそも履歴書の性別の欄が任意記入になっています。そのうち男女比は死語になるのでしょう。しかし、差別は駄目ですが、現実、区別は必要ではないかと思う私は古い人間なのでしょうか。採用担当も性別欄未記入の履歴書は困ることがあると思います。

採用担当者が困ることといえば、面接でのNG質問があると思います。戸籍、出身地、親の職業、家庭環境の話が就職と全く関係ないのはわかります。でも、生活信条、愛読書、尊敬する人物もNGなのは、大変です。新聞読んでますかはOKですが、それは何新聞ですかはハローワークに相談されるかもしれません。昔の高校入試の面接といえば、愛読書、尊敬する人物が定番だったような気がします。
> 公正な採用選考の基本 (3)採用選考時に配慮すべき事項
https://www.mhlw.go.jp/www2/topics/topics/saiyo/saiyo1.htm
これらを質問すると職業安定法違反となるようです。

昔定番だった「世間話」や「一般的な話題」もおちおちできない時代となりました。世の中のルールを知らないと大変なこととなる時代です。法律改正注意です。民法みたいにさらっと大改正されてたりします。法令実用力も必須です。
経理実用力でいえば、電子帳簿保存法、インボイス制度でしょうか。大企業は従うとして、中小企業に対してどの程度緩和され、猶予が与えられるのでしょうか。周りを見ながら対応しなければなりません。実用力が必要です。

以前、来年の合格発表はどうなる?と書きましたが、来年も合格発表は11月30日のようです(試験は8月第2週8/8-10です)。来年も採用担当者にクリスマス、年末年始が訪れますね。
> 令和5年度(第73回)税理士試験実施スケジュールについて
https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/schedule/2023.htm

今日の就職説明会で渡した書類をもとに、明日から早速、面接の日程調整が始まる税理士法人もあるようです。今週が選考の山場のようです。採用担当の方迅速な対応を頂き、ありがとうございます。応募された方に、ご褒美が届きますように。面接頑張りましょう。ご褒美がなかった人はご褒美がどんどん貯まっていきますので、次に向けて、ワクワクしましょう。

就職した際に必要な実用力について書いています。note 24番目の記事です。毎日書いて、読んで頂く方も少しずつ増えて、感謝です。スキやフォローも頂いています。モチベーションアップします。ありがとうございます。
2022年12月4日
#税理士試験 #男女比  #実用力 #仕事に役立つ #実用的に使いこなす能力 #就職活動する人に幸あれ  #経理事務  #簿記  

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