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マッサージ店を軒並み出禁に…新井浩文逮捕の陰で囁かれていた松本人志のお行儀の悪さ

年末年始を席巻するダウンタウン松本人志の疑惑報道には「ようやく出たか」との声も多数。かねてよりマッサージ店界隈では「絶対に相手したくない」と不評をかう問題客だったというのだが…

新井浩文に苦言「芸能人はやりづらくなる」

 12月27日発売の『週刊文春』に掲載された、ダウンタウン松本人志さんの乱倫報道。
「全裸の松本人志がいきなりキスしてきて…」「俺の子ども産めや!」1泊30万円の超高級ホテルで行われた「恐怖のゲーム」ーーと題されたその記事は、スピードワゴンの小沢一敬さんが参加女性3人の携帯電話を没収した上で“飲み会”に参加させていたことや、参加女性の一人が松本さんから「俺の子どもを産めや」と何度も言われ乱雑に扱われたことなど、衝撃的な内容。
 そのなかに「メンズエステ店の常連だった」との記載があるが、実はこれ、以前から芸能記者の間では知られた話だった。週刊誌記者が話す。

「2019年、元俳優の新井浩文さんが派遣マッサージ店の女性への強制性交罪で逮捕されたことで、マッサージ店の女性スタッフ数人に取材をしていたときのことです。『ほかに問題行動をしている芸能人はいる?』と聞くと、きまって名前があがっていたのが、松本人志さんでした」

 女性たちの証言はほぼ同じだった。
 マッサージ店界隈では、「いろいろな店に行っている」として有名だったこと。
 マネージャーの名前で予約すること。
 終始仏頂面で、施術中に話しかけても無視を貫き、施術が終わりに近づくと「やって〜〜」と抑揚のない声で“おねだり”してくることーー。

「取材したすべての店は、女性客も通ういわゆる普通のマッサージ店。ある店では、ついた女性スタッフが泣いてしまうこともあったようです」

 スタッフが応じざるを得ない要因は、今回の報道でも通じる威圧感にあったという。
「とにかく圧が強い、特に顔面の圧力とオーラにビビってしまい、強く言われると従わざるを得ない迫力があったそうです。ある店の女性は『もちろん必ず出禁にした。ほかの店も同じでは』と話していたので、なるほどだから店を転々ととするしかなく、“いろいろな店に行っている”ことで有名だったのか、と腑に落ちました」

M-1グランプリ直後の文春砲で窮地に

 2019年2月10日放送『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、前述の新井さんの事件についてコメントを求められた松本さんは、こう話していた。

「僕はある意味、マッサージの専門家に近いところにいる人なので、マッサージについてはいろいろ語れますよ」と、自らマッサージ店の常連であることを明かしたうえで、「いろんなマッサージがあるんですよ。よくいうグレーなマッサージ。ホワイトもあれば、ブラックもあるし。ミッドナイトブラックありますよ」と、マッサージ店のジャンルについてざっくりと解説。
 新井さんの所業について、「結局、こういうことをされると非常に我々はやりづらい」と苦言を呈しつつ、「マッサージというのは、簡単な話、受け身なんですよ。100%受け身がマッサージなんですよ。客は何もしない。向こうにすべてやっていただくこと。こっちは受け入れるしかないんですよ」と、“受け身”であることを強調。
 そして、「基本的にはマッサージは紳士が行くもの。これをやられてしまうと、特に芸能人は非常につらいわ。やりづらい。行けないね」と本音を漏らすと、信じられない言葉で締めくくったのである。

「結局、人の嫌がることはしないということですね。こっちのために一生懸命がんばってくれている人に、嫌がることで返すというのは、人としてダメだなと思います」

 罪の意識は感じつつも、自身の所業を棚に上げテレビタレントとしての仕事をまっとうしたのか。それとも、自分の言動がまさか相手にとっての「嫌がること」になるとはつゆほど思っていないのか。お笑い界の王様の、去就やいかに。
(取材・文=本誌取材班)