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【衝撃】「どんなハードプレイもできますよ…」“妊婦AV女優”が格安で出演するワケ

女優がかわいいだけの普通のAVじゃ満足できないマニア向けに、業界はあの手この手でワケアリの女優を探してくる。なかでも需要が高いのが“妊婦”だという。多大なリスクを背負いながらハードプレイに応じる女優の実態とは…。

事務所が推す“期間限定”の女

「出物の新人、入りましたよ」

 モデル事務所の男が差し出した写真には、妙齢の女性が半裸で立っていた。名前も知らないモデルだが、かなりの美人だと思った。しかしよく見ると、下腹にゆるやかな膨らみがある。
「いま7ヶ月です。何でもできます。いましか撮れないですよ。よかったら、使って下さい」
 男は愛想笑いを浮かべてそう言った。

 一部マニアに狂熱的に支持されている“妊婦モノ”。ビデオショップには専用に一角が設けられ、多くの作品が並んでいる。再生すれば、まさに臨月まっ最中の腹ボテ女性たちがめくるめくセックスを展開する。しかもプレイは内容は、かなりハードだ。

 この手の作品に出てくる女たちは、単にハダカになってセックスするだけでは金にならないことをよく理解している。付加価値としての妊娠、付加価値としての異常プレイをこなして、ようやく人並みのギャラが支払われる“企画女優”たちである。お腹の子に障ったら……などと言ってはいられない。ヤラセが蔓延するAV界にあって、AIですら再現できない“妊婦モノ”は、それなりの現実を映し出している。

 数日後、写真の女に取材を申し込んだ。しかし、事務所からは意外な答えが返ってきた。
「あの女、最近ずっと連絡が取れないんです。怖くなって逃げ出しちゃったのかな」
 AV出演を決意させるほどのなにか、そして連絡もしないまま逃げ出した理由。彼女が直面した現実とは、一体なんだったのだろうか。芸名も決まらないまま姿を消した女の行方は、もう誰にも分からない。