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安藤海南男

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(あんどう・かなお) 氷河期世代のルポライター。夕刊紙、全国紙で事件記者。ときどき政治、芸能も。熟柿より渋柿、成功者より落魄者が好き。生来のアメリカぎらい。電子書籍「パラダイス」… もっと読む
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#安藤海南男

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 50年近くにわたる逃走。それこそが革命を夢見た男の「闘争」だったのか。70年代に連続企…

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【ルポライター安藤海南男「さよならマスゴミ」#10】記者クラブのタブー「飛び降り」…

「確かにやってるよ」 肩すかしを食らった気分だった。黒皮のソファーに身体を預けた「2課…

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【ルポライター安藤海南男「さよならマスゴミ」#9】大メディアの特権は黒塗りの高級車

前回の記事はこちら↓https://note.com/jitsuwa_knuckles/n/na425431db367  記者の特権を象徴する最たるものがハイヤーだ。私自身、警察担当をしていた3年ほど、その特権を味わった。黒塗りの高級セダンが目の前に止まり、後部座席に乗り込む時、優越感などなかったといえば嘘になる。電動リクライニング付きの革張りのゆったりとしたシートに身を沈め、空調の効いた車内でくつろいでいると、自分が何者かになったかのような錯覚に陥ったものだ。  警察担

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【ルポライター安藤海南男「さよならマスゴミ」#8】「独自」に取り憑かれた記者の末…

前回の記事はこちら↓  所属する記者クラブでの上司にあたる「サブキャップ」のYからもらっ…

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警察担当記者は警察とズブズブになるほど偉くなる【ルポライター安藤海南男「さよなら…

前回の記事はこちら↓  ひとさまの世話になることほど、みじめな気分になることはない。では…

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ルポライター安藤海南男 「さよならマスゴミ」#4 ある「嫌われ刑事」をネタ元にし…

 久しぶりの会食の誘いがあったのは、そんな最中でのことだった。

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ルポライター安藤海南男 「さよならマスゴミ」#3 ある「嫌われ刑事」をネタ元にし…

 みじめな気分だった。  7月某日、羽田空港。さっき別れのあいさつを交わした男の背中を見…

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ルポライター安藤海南男 「さよならマスゴミ」#2 何様なんだ、このおっさんたちは

「書いたら大変なことになるぞ」

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ルポライター安藤海南男 「さよならマスゴミ」#1 記者クラブのなかは異常なことだらけ

「建前だらけ」にもううんざり  あれからもう何年になるだろう。 「コロナ」といえば、ガスストーブの会社か、タイ産のビール、という認識しかなかった、平成末期のあの頃、勤めていた新聞社を辞めた。全国紙の記者という身分からオサラバしたのである。朝日新聞、NHKなど、「勝ち組」といわれていたメディアからも辞める人間がバンバン出ている今となっては、もう珍しくもなくなったが、当時は少なくない知り合いから「なんで辞めたの?」と聞かれたものだ。

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