ここに文科省がまとめたものがあるが,少々,古いか?
なんか,緩和?されたような気がするけど,それは次回調べることにして。
この「理論と実践の架橋」ということがよく言われているが,これがなかなか曲者だと思っている。
(1)専攻分野に関する高度の実務能力
高度の実務能力ねー。おそらく,これは経歴等で判断されているのだろう。でも,どうやったら測れるのか?
(2)担当する専門分野に関する高度の教育上の指導能力
高度の教育上の指導能力
ここで,いわゆる教育業績と研究業績が求められていることがわかる。
「理論や実践の一般化に係る内容が包含されている必要」か,これは,かなり難しいよな。実践は事例でしかないから,無理やり一般化できるものでもないし。
(3)専攻分野における実務の経験
「高度の実務能力」と経験は,別物なんんだな。
教諭として20年程度だと一般的には40代前半か。指導主事や管理職の経験がある人はそう多くはないだろうから,授業等に関する実務経験と実務能力が評価されることになるのか。
仮に,45で実務家教員になったとして,その実務経験と実務能力は,例えば,65歳定年だと20年間,その価値は維持できるのか?いわゆる賞味期限?はないのか,という疑問も生じる。学習指導要領は10年で変わるし,今後はさらに求められる教育は短期間で変化する可能性が高いように思うし。
「担当科目と実務の経験との関連が認められる限り、専攻分野における実務経験として評価され得る」
まあ,そうなんだろうけど,これだけでは,不十分なような。
なんか,このこともその後の規定?に,書かれていたような気がする。