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個人と会社の仲悪さ。

コーン・フェリー社「エンゲージメントサーベイ 2018」をみてみると、いずれも日本は最下位。『社員エンゲージメントの低さ』『社員が活かされる環境ではないこと』が露呈している。

つまり、個人と会社の相性があっていない。=負のスパイラル

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インドは、なぜ高い?

いずれもインドは1位、2位となっている、5年間インドでビジネスをしてきた身として自分なりに考えてみたが、いずれのケースの根底には「転職(=Job Hopping)」=キャリアアップである、という概念が根づいてるのが大きい。長期に働くことを前提にしていないので短期で成果を上げる、promotionしようとする上昇マインドが、一時的であれエンゲージメントを高めている。また企業側も、即戦力を求めるため社員をすぐに適材適所に配置しアウトプットを求める。日本とは真逆であるが、ジョブ型への移行に伴い解消していくか?

会社と個人の関係とは

私は、そもそも会社と個人は対等な契約関係(雇用関係)にある、と新人の時から思っているが、周りの知人たちは「雇われている」という意識の人が大半(←私は、これがとても気持ち悪い)。これは、戦後、人々の暮らしは会社によって守られてきた=会社に助けられた、という昭和的な発想が今もなお継続してるからであろう。これは個人や会社の成長を阻害する最たる「悪」であり、企業は「うちの会社を存分に利用してくれ」と示し、個人は「自分のしたいことの為に、会社のリソースを存分に利用させてもらう」というパラダイムの転換が必要だ。

本日の結論

会社側は腰が重いので転換には時間を要するので、期待できない(まだまだ保守派の連中が当面居座る日本社会)。よって、個人が変わるほかない。個人的には、もっともっと優秀な人財がバンバン辞めてったらいいと思う。それによって、会社は焦り、危機感をもつことで即効性のあるワクチンを投与せざる得なくなるはずだ。

"会社ありき"じゃなくて、"自分ありき"を意識して、行動をすること。


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