見出し画像

不登校のこと④

そろそろ3000文字だしし、④で終わりにしたいなー。

いよいよ色々な期待する気持ちを手放したぞ!
と思ってました。
幸いにも、うちの家族は全員家にいるのも結構好きだったのもあって、娘もその点ではそこまでストレス抱えなかったと思います。
旅行も外出もしなければお金が貯まりそうなものだけど、少なくとも2人ずっと家にいるから電気代がヤバかった笑

でもやっぱり不安は消せてなかったようで。

3月に、3年生になる前にねって、やっと発達検査することになりました。
これで結果が出れば息子にあった施設に通わせられるかもしれないし、得意不得意もハッキリするし、やっと視界がハッキリしてくるかも!!
と期待してしまったんですね。


結果、検査の場所は通い慣れてる療育と同じ施設だったんですが、車からおりられず。
検査はまた受けられる状態になってからにしましょうと、電話口で終了しました。
えっそれで終わり?
スタートにもたてない感じ?

車で現地までいって、受けられなかった。ということだけでも前進だと言えるのに、この時はそうはなれなかったです。
その後、いつもの療育さえ行けなくなっちゃって、なんだか10歩くらい後退した気持ちになってしまい。

時を同じくしてフリースクールも通い始めたんですが、そこも結局行けなくなりました。
そんな一気に始めたらよくないよってなんで気がつかなかったのかなー。
(今思い出した!発達検査の人と面談した時に、フリースクールには行ってますか?て聞かれて、あ、行ってみてもいいんだなって思っちゃったんだ。そういう意味で聞かれたわけじゃないのに)

3月4月はあせりがち。慣れてきた担任もかわるし学年はあがるし。

そんなこんなで落ちるだけ落ちたんですが、そのタイミングで読んだエッセイ漫画にものすごく救われました。タイトルは

学校に行かない君がおしえてくれたこと

本当によく似た境遇で、悩み方も一緒。でもそれで自分がもっと色々手放すべきであることに気がつきました。
学校はもちろん、勉強もフリースクールも検査も、本人が自分からやるって言うまで待とうかなと。
本の最後に、
いつか学校以外を選べることが当たり前になって、不登校なんて言ってた頃があったねーなんて日が来るといいな(ちょっと違うかも)。
とあって、そこにぐっと救われました。

いつも迷ったり不安になったとき、1番救われたのは、よそのおうちの経験談でした。
うちだけじゃないって思えるし、時間がかかるのも仕方ないって受け入れるのも、経験談を読んだからでした。

もっと大変な人ももっと辛い境遇の人もいると思うし、あなたは恵まれてるよ!て部分もあるのかもしれない。私の経験談は役に立つかはわからないけど、万が一、もしかしたらどこかにいるもう1人の私に届くかもしれないと思ってこの記事を書きました。


不登校始まった頃1年生だった息子も、今や3年生になりました。後退してるように見えても実際心も体も成長してる。
お腹が空いたらレンジであっためて食べるし、留守番もできるし、ずっと好きでひたすら描き続けているポケモンの絵も上達してきました。ずっと心の支えだったゼラオラのぬいぐるみも、置いて出かける日が増えてきました。
ポケモンにはひたすら感謝を申し上げます。


どういうかたちであれ、この頃の私たちを懐かしく慰める日がくることを祈って。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?