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「飲食業界チェーン店舗数一覧(2023年版)」をチャットGPTの助けを借りて作成してみた!(※ほぼ手作業・・・)

チャットGPT・・・

最近はSNSでもニュースでも本当に話題になっていますね。

私ももちろんチャットGPTを使っているのですが、本当に便利ですし、本当に遠くない将来AIやITテクノロジーが仕事のやり方を変える未来の可能性を感じます。

というわけで、本日は、このチャットGPTを使って何か資料作りをやってみようと思います。

テーマは日本の飲食業界チェーン店舗数のランキング資料を試しに作ってみようと思います。

それでは、はじめましょう!


1|そもそも、チャットGPTとは?

せっかくなので、チャットGPTに直接聞いてみました。

チャットGPT氏による自己紹介

素晴らしい自己紹介です。

あえて、何か言うとすれば、少し抽象的でしょうか。設立年数、創業者、メリット/デメリットなど具体的な情報が欲しいです。また、情報構造を意識して、箇条書きで記載してもらえると、ビジネス資料作成する上では、すごく助かるのですが・・・

何回かチャットでやりとりを行い、結局こんな感じにまとめてみました。

だいぶ私のアレンジが入りましたが、文章の大元はチャットGPTにほぼ作ってもらいましたので、グラフやイラストを使う必要のない資料は、かなり簡単に作成できそうです。

2|数回のやりとりでデータが作れる!

資料作成において大変な点は、文章記述やデザインもそうなのですが、資料の根拠となるデータや調査を行うことに実はかなりの時間を使います・・・

というわけで、さっそくチャットGPTに調査してもらいました!

(3秒後)

凄すぎる・・・

簡易的な内容であれば、これをExcelで貼り付けてグラフを作ればもう完成です。正直、ほとんどのビジネスパーソンにとって大枠を把握するのであれば、このレベルの回答でも十分ではないでしょうか?

ただ、やっぱり100%完璧ではありません。どちらかというと精度60%くらいのまでの調査をおそろしく早くやってくれる感じです。

具体的にできないことは以下のような点と判明しました。

〈できないこと〉
①最新の情報ではない

2021年9月時点のデータしか取れません。2023年の最新の情報はチャットGPTには学習されていません。
②正確なデータや表記ではない
数値が正確でないだけでなく、例えば、正式な会社名称を正しく表記するのも難しいようです。具体的には「日本マクドナルド株式会社」もしくは「日本マクドナルドホールディングス株式会社」ですが、何度やりとりしても、マクドナルド・ジャパンという形で返答されるようですし、日本食糧新聞社が飲食業として回答で出てきたりします。
③デザインできない
当たり前ですが、(テキストを扱う)チャットですので、デザインはできないです・・・

正直ものです(笑)

3|最終的に自分で作った完成形がこちら!

というわけで、元データの調査はチャットGPTがやってくれたので、あとはパワポ化するだけですね!

というわけで、最終的に私が編集して完成したのが、こちらです!(バンッ!)

飲食チェーン店舗数一覧(2023年版)

はい、無茶苦茶時間掛かりました・・・

チャットGPTとのやりとりは15分で終わりしたが、結局、ここまでの完成には2時間半掛かりました(笑)

作業手順を書き出すと・・・
①飲食チェーンの最新の店舗数や正式運営会社名を調べるため、Webサイトを検索し、最新のIR情報を確認する
②横棒グラフを作成する
③グラフのカラーを飲食チェーンのそれぞれのイメージカラーを調べた上で、合わせて調整する
④カラー変更に伴い、見にくくなった系列名をグラフの外枠に出したり、黒文字/白文字反転させたり、調整する
・・・までの一連の作業を自分自身で実施しています。

グラフの見せ方や色を少し変えるだけでも印象が全然違いますし、何より、チェーン店舗数の最新のデータも、なんだかんだ言って自分が気になったので、結局すべてIR資料などから最新の情報を調べ直して、作成しました(笑)

ちなみに、こちらは私が整理し直した最新のデータ(2023年3月時点)です。

自分で手作業で整理した元データです
チェーン店舗名称、運営会社、国内海外店舗まで調べました・・・

「結局、全部手作業ですね」というツッコミはおいておき、それでもチャットGPTの答えは、主要な飲食チェーンを絞り込む手助けにはなっていますし、実際、このようなデータをコンサルタントの新人にまとめてくださいと指示を出すと、かなり時間も手間も掛かります。
これを数回のチャットやりとりで提示できるのはやはりすごいと感じます。

4|まとめ

今回は私自身がデザインにもデータにもこだわりましたので、手作業の割合がかなり多くなりましたが、最初に説明した通り、精度60%でよければ本当にあっと言う間に資料が作成できると思います。

また、現在は、テキスト情報のやりとりのみですが、既に画像生成のAPIも公開されていますし、最新のAPIのバージョンGPT-4も3月14日にリリースされています。もう、ビジネス資料作成を構成する大きな要素(①文章、②数値・データ、③画像イラスト)の内、それぞれ単体で見れば、AIは既にかなり対応することが出来ていると思いますし、やはり、AIの可能性を感じずにはいられません。

資料作成という仕事自体は確実にこれからもビジネスパーソンの必須スキルであり続けると思いますが、今の現代人がパピルスに文字を刻まないように、資料作成の"やり方"は、間違いなく変化していくことでしょう。

資料作成がもっとかんたんで、スマートな仕事になる未来を待っています。

<本日の内容>星4つ★★★★☆~星5つ★★★★★
「資料作成を得意スキルに、職場で一目置かれる」
~「資料作成のプロフェッショナル!デザイナーや専門職を目指す」

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