生きとし生けるものすべてに嫌われている気がする

 学校に行けない。バイト先に行くのが死ぬほどつらい。朝目を覚ます瞬間、茫漠とした憂鬱がのしかかってきて、布団から起き上がる気力が起きない。枕元をもぞもぞと手探って潰れたタバコの箱を掴む。体を横に向けてライターで火をつけ2、3本のアメスピを吸う。灰皿がら上がる吸殻の煙が顔にまとわりついて気持ちが悪い。寝転んだまま、YouTubeでさして興味もない動画を垂れ流していると、気づけばまた寝入っていたようで、時刻を確かめるともう正午を過ぎている。今から準備して出かけても、3限にはぎりぎり間に合わない時間。どうせ大学には行かないけれど、せめて院試の勉強を少しは進めておきたい。窓枠に置いておいた瓶を一掴みし中身の錠剤を30錠ほど取り出す。咳止め薬、ブロン錠。本来は咳や痰を止めるための薬であるが、過剰服用すると、その有効成分であるエフェドリンがアッパーの、コデインがダウナーの作用をし、うつ病の人間が一日活動できるだけの活力を与えてくれる。その取り出した30錠を、5錠づつに分け、飲み下した。

以上がぼくのモーニングルーティンでした!
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暑い日が続いていますが、皆さんも体調にお気をつけてくださいね!
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ばいばい

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