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月イチ街歩きVol. 71〜中野〜

 月イチの街歩き、今月は中央線沿線へ行く予定であったが、同行者が号外収集マニアということもあり、WBC決勝進出の号外を求めてまずは有楽町へ…

 しかし、少し出遅れてしまって結局貰えず、新橋へ移動。駅前でやってる古本市を見つつ、イレギュラーもあり蕎麦屋を夜に回して昼は揚州商人へ。

海老玉ラーメンは美味だった

 気を取り直し、中野へ向かうも時間は既に14時半。まずは気になっていた銭湯背景画絵師・丸山さんの個展(中野ブロードウェイ)へ。

 ご本人は残念ながら不在であったが、画廊の方に色々お話を伺えた。長年、銭湯の定番である富士山の絵を描いてきたが、現在では丸山さんが銭湯で新たに描画することはないそう。代わりに、今回の個展でも販売されていた個人向けの絵画にシフトしているとのこと。どの作品も25,000円で、あえてこれを家の風呂場に飾ったら素敵だなとも思ったが、結局購入は踏みとどまった。

 アクリル絵の具3種類を調合して製作していることや、作業中は一度も絵全体を俯瞰で見ることなく、絵から数センチの距離感で淡々と描いていくさまを動画で拝見した。

 中野といえばブロードウェイ、そしてもうひとつは特徴的な建築物で有名な中野サンプラザ。こちらは先が長くないようで、最後の勇姿をという思いで記録してきた。

駅前に聳え立つ姿は圧巻
時代を感じさせるも優雅なエントランス

 サンプラザを記録しつつ、ペデストリアンデッキから中野の街を見下ろしていると、スーツのまま階段で寝ているサラリーマン。祝日の昼下がり、彼はどういう背景事情でこうなったのか…真相など分かるはずも無いが、勝手に妄想してしまう。

中野駅前で寝ているサラリーマン

 そして、お決まりの喫茶店。純喫茶という感じではないが、地元の人に愛される佳い雰囲気の店を見つけた。あえて南口で探したのが奏功し、落ち着いた雰囲気でつい長居をしてしまった。

コーヒーロード
スイーツ男子ではないがそれぞれパフェを注文

 ちなみに、中野駅周辺でも蕎麦屋を発見したため、再訪することを心に誓い、横浜方面へ。
 東横線の大倉山駅で下車し、バイト時代にお世話になった「そば処とみ田」で一杯飲ろうとしたら、なんと満席。ということで、至近に最近オープンしたそば香へ。そば香は妙蓮寺が本店の東横線沿線に数店舗展開する蕎麦屋で、日本酒の品揃えが豊富な上に、もりそば650円という値段も魅力。

鴨屋そば香 大倉山店

 こんな感じで、月イチの街歩きは今月も終了。今回は号外に翻弄され、中央線沿線を巡るはずが、中野だけで終わってしまった。阿佐ヶ谷、西荻窪、東中野辺りのディープな街も改めて巡りたいところだ。

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