見出し画像

子供の頃の「好き」が大人になって役にたった話4

Basicというのはとても理解しやすく分かり易いプログラミング言語です。
中学生程度の英語力もで意味が分かる命令文(コマンド)しか無く、構造もシンプルです。
そして子供の頃に没頭したことは大人になっても、そうそう忘れるものではないのだということが身をもって理解できました。
勿論BasicとVBAは似て非なるものなので、そっくりそのままでは無いのですが基本的な部分は踏襲されており、簡単な処理を組めるようになるにはそれほど時間はかかりませんでした。


BASICのプログラムの例

Accessはデータベースとしてシステムを組むのは簡単ですが、ある程度手を加えないと使い勝手が良くありません。
しかし補助的に自動化を組み合わせることでかなり便利になります。
例えば、毎日その日の日付を入力するのは面倒なうえに誤入力の危険性もあります。そこで、日付は自動入力にするのですが、もっと言えば将来の日付を事前に作成しておくこともできます。
VBAで1000日分のレコードを作ってやれば1秒もかからずに3年分のカレンダーが作成できます。Excelでもカレンダーは簡単に作れますが、セルの範囲などは使用者が管理する必要があるためどうしても操作上のミスが発生します。
Accessではシステムが管理してくれるので、使用者はカレンダーを意識しなくても当日の日付の枠にデータを入力するだけで良いのです。

AccessではVBAを使わないと出来ないという仕事はありませんが、上手に使えば入力を簡素化したり誤入力を防いで、使用者を補助してくれます。
Excelでは、4月分を印刷したつもりが5月分のデータを参照していた。などということが人的ミスとして起こるのですが(私自身たびたび経験して、会議で指摘されて何度冷や汗をかいたことか・・・)、Accessでも同じことは起こり得るのですが、VBAを使えば「今日の日付を基に今月分のデータを印刷する。その際に4月分で良いか確認する」という処理が組み込めるためミスが起きない訳です。


入力ミスで集計期間が間違ってる!


これなら間違えようが無い

皆さんも色々な形でデータ管理をされていると思いますが、Accessが
使える環境であるなら是非入力フォームを工夫してみてください。
すぐに利便性はご理解いただけると思います。
でもちょっと不便だなと感じることがあればVBAを学んでみてください。
きっと大きな助けになってくれると思います。
Accessに興味を持たれた方、既に利用しているけどもう少しスキルアップしたいという方は是非ご連絡をお待ちしています。
最後までご覧いただきありがとうございました。

Accessは多少使えるけど、システム化はどうすればよいか分からい。
テーブルにデータを入力して、クエリを作って印刷はできるけど、これならExcelと同じ?
少しステップアップすればAccessはもっと面白くなります。
色々なところで書いているのですが、「業務フローを理解していないエンジニアが作成したシステムよりも、業務フローを理解した担当者が作成する稚拙なシステムの方が遥かに機能的に動作します。」是非、自分の業務に合わせたシステム構築に取り組んでみませんか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?