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[春の作曲&REC講座スタート編14]ーエレキギターとシンセのコンビネーション

前回の講座で取り上げたデモの1曲・・・

この曲で「コードのトップノート」以外の「仕掛け」というか「アレンジ」で意識してるのはー

エレキギターとキーボード/シンセ・サウンドのコンビネーション。

前半は「ピアノ/オーケストラ系ストリングス」、ソロは「サスティンの効いた伸びのあるギター」、ソロ終わりからは「オーバードライブ・サウンドのエレキギター」をメインにしている。

前半パートで「オーケストラ系ストリングス」入ってきてからは、「2トラック使って左右に振ったクリーントーンのエレキギター」で味付け。

クリーントーン用プリアンプ

ギター・ソロ終わりからは、「オーバードライブ・サウンド」を2トラック使って左右に振って迫力とパワー感を出している。

オーバードライブ用アンプ


というようにバッキングのギターに関してはー

2トラックを使って別々に録音して、左右に振って広がりや迫力を出す。

ってことをしている。

他にも、「音に厚みをつける」ためにー

・前半のドラムが入ってきてからの「ピアノ」バックに控えめにストリングスを追加

・前半のメインが「ストリングス」になってからは、メロディー・パートを左右でオクターブ違いで弾いている。

・ギター・ソロ&ラストのバックは分厚いシンセ・ストリングスで厚みを付ける

ラスト・パートのギターの「オーバードライブ・サウンド」に対しては、「ボイス系ストリングス」を聴感的に更に高いオクターブで弾いている。これは変化を付ける意味以上に、「歪んだギターにストリングスがかき消されないため」に・・・

っていう意味合いも強い。

こういう感じで、ギターとピアノ/ストリングスのアレンジを考えたけどー

「ギターに音負けしないキーボード・サウンド」の音源選び/作り

てのが、まずミックス云々以前に前提としてある。


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