モバイル&サウンド26〜アナログ的に勝負!?
アナログ・レコードって今結構ブーム!?
そう、「デジタル」がすべてではないし、ならば。。。!?
「いきなりのデジタルな音データ入力/編集など。。。にはついていけない。。。」みたいな人は、「アナログ」を入り口にして、徐々に「デジタルなもの」に触れるってのもありだと思う。。。
以下は、具体的な方法っていうより、大まかな一つの考え方。。。
MIDIデータとオーディオ・データ
GarageBandをはじめとする今時のDAWアプリ/ソフトは、レコーディングにおいてー
・MIDIデータ
・オーディオ・データ
を扱っている。
「MIDIデータ」は、前回の「サウンド&モバイル」で取り上げたような、細かいグリッドに並んだ「デジタル」なもの。MIDIは、”Musical Instruments Digital Interface”の略で、電子楽器の演奏データの規格。
下のGarageBandのショットは、トラック画面でも細かい音データが並んでいる。
その画面の編集したいパートをタップ(明るくなる)して、表示された中の「編集」をタップすればー
下のように、グリッドに並んだ細かいデータが見られる。
一方の「オーディオ・データ(歌/リアルな楽器etc.)」は、「データ」ではあるけど。。。下のギターRECのように「まとまった」もので、MIDI データのようなきめ細かく数値化されたものじゃない。
タップしても、「編集」項目はない。
これを編集出来ない「不自由な」ものと捉えるのではなく、「シンプルで扱いやすい」ものって捉える。
モバイルのGarageBandの場合は「オーディオ・データ」の「編集」項目はないけど、もちろん、LogicをはじめとするDAWソフトの上位バージョン("PRO"みたいな名称のものが多い!?)は「オーディオ・データ」も音程を調整したり、リズムを補正したり。。。ってことも出来たりする。
でも、そういう領域に・・・初心者が踏み込むべきことなのかっていうと。。。
プレーヤー/コンポーザ目線での追求
モバイル・バージョンのGarageBandのMIDIデータの扱いのレベルにストレスなく触れることが出来るなら、カバーや曲作りでデータ入力後も編集補正を積極的にやって先に進んでいけばイイ。
でも、そうじゃないなら。。。
「後で込み入った編集補正はしない」
って考え方で、アナログなオーディオ・データにまず触れてみて、入力時にデータ・クオリティを上げるにはどうすればイイか考えたり、デジタル・データであっても、オーディオ・データ並みにシンプルな扱い方にするにはどうしたらいいのか。。。って視点で考えてみる。。。
「フィンガー/鍵盤等の入力スキルをアゲる」っていうようなプレーヤー的なアプローチや「曲の難易度と自分のスキルのバランスをとった曲作りや選曲」等。。。
ある種の制約やルールを加えた方が、かえって、やることが明確になって、逆に出来ることの可能性が広がることも。。。
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