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モバイル&サウンド11〜モニター用ヘッドフォンは必須アイテム
コアな天体観測に望遠鏡がマスト・アイテムであるように、トータルなサウンド・プロダクションをこなすのに「モニター用ヘッドフォン」は必須アイテム。ギターメインでコンピューターでやるような本格的なDTM系なことはしないって場合にしても。。。曲を聴いたりコピーをするのに原曲の音がよくわからない。。。ってのではハナシにナラナイ。。。
リスニング用のスマホ付属のものや安いイヤフォンやヘッドフォンは「コスト」重視で「音は妥協」して作られていて、正直クオリティの高いものじゃない。
また、クオリティーの高いものであってもリスニング用にチューニングされてるのは、やたらと低音がデカいとかボーカルの帯域重視とか。。。音楽制作や曲を客観的に捉える「モニター」的な面ではバランスがとれてなかったりする。
なので、「プレーヤーやクリエイターの立場で音を聞く」には、そういうクオリティを持ったものが必要になってくる。
![](https://assets.st-note.com/img/1682245185487-oas3kIJhEo.jpg?width=800)
オススメとしてよく取り上げられるのはー
・SONY MDR-CD900ST
・Audio Technica ATH-M50x
・AKG K240 STUDIO
といったものがあるけど。。。全部持ってマス。いつの間にか、増えてた。。。
「モニター用は音がフラット(偏りがない)」
であることが必ず条件として言われてるけど、実際のところ。。。メーカーによってまったく音は違ってて。。。「フラットって何!?」みたいな状態なので、モニタ用ヘッドフォンなら何でもいいかっていうとそんなことはなくて、好みや想定する使用環境によって選択は違ってくる。。。
それぞれの機種を一言コメントするとー
・CD900ST=ボーカルREC向け。低音がなく、トータルなサウンド・メイキングには不向き。
・M50x=ハイファイで奥行きのある音。REC & ミキシング両対応も。。。マスタリング後に書き出したサウンドは、このヘッドフォンで作業してた時の音との差が大きいって感じる。
・K240 Studio=低音がほどよく出て、全体的にナチュラルな音。日本のメーカーにはないボリューム感がある。
現在のメインは、AKG K240 Studio。
ハイファイじゃないって言えば。。。そうなんだけど、スピーカーからの実際の出音って、こうじゃない!?。。。ってのがあって、あんまり、ヘッドフォンと。。。スピーカー や書き出した音の落差とかが大きいのも気になるので、コレがメインになった。
ちなみに、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」のひとりちゃんが使ってるのは、AKG K240 Studioの後継機〜K240 MKII。
厳密に言うなら、音楽制作の各プロセスの段階でイイと思うヘッドフォンは違うので、複数要るって感じてる。
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