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モバイル&サウンド25〜音データとグリッド
今回の”モバイル&サウンド”は、「データ入力は正確にしよう」ってことがテーマ。
グリッドに置くだけでは。。。
例えば。。。ピアノ音源で適当に音を出してみると。。。データ化されて下のGarageBandのショットのように「グリッド」の上に「置かれる」。
![](https://assets.st-note.com/img/1685243405602-KcebxSHaSL.jpg?width=800)
これはメトロノームをミュートして。。。適当に弾いたものなので、グリッドのラインから音のデータがズレているのが一目瞭然。なので、「置いてるだけ」で「グリッドにキッチリ乗っていない」状態。
これではピアノ・オンリーのフレーズとしては使えない。。。ってことになるし、他の音源を足しても。。。リズムがズレたビミョーな感じになる。。。
グリッドにキッチリ乗せる
なぜ、ビミョーなのか。。。!?
DAWソフトでは。。。音をデータ化して、「グリッドに合わせてキッチリ乗せる」ってことをしなければならないから。
では、ビミョーなフレーズはどうしたらいいのか。。。!?
ソフト上では「音=データ」なので、それを「修正補正」することは。。。もちろん、ある程度は可能。でも、そういうのは「音楽」ではなく、オフィス系ソフトのような事務処理的なことになってきてしまうので、「修正補正」を偏重すればするほど。。。音楽本来のことから。。。離れていってしまう。
音楽/DTM初心者にとっては、そういう作業は非常にストレスのかかることになったりする。
じゃあ、「修正補正」比率を減らすには!?
入力/REC段階で、なるべく「正確なデータ」を入力するってのが一つのやり方。
例えば、GarageBandには「ビートマシン」のセットってのもあって、この扱いは超簡単。ビジュアル的に分かりやすく、デカいグリッドが用意されていて、そのグリッドを「タップするとオン、もう一度タップするとオフ」ってなる。
![](https://assets.st-note.com/img/1685252726291-0PJmi7H6Mi.jpg?width=800)
上のようにトップにある「ドンドンドンドン」ってキックにスネア/ハイハット/ハンドクラップを絡めてるんだけど、チョンチョンってタップするだけ。
グリッドはガッチリ組んであるので、グリッドラインから外れてビートがズレるということがない。
横軸の16のグリッドの間をグルグルとループ再生させて、タップしてオンオフして「こんな感じー!?」みたいにやるだけで、チマチマと「打ち込む」なんてことはなし。
下ごしらえ=先にクオンタイズを指定
もう一つ。。。GarageBandの「スマート・ピアノ」は、タッチ入力のフィンガー・ピアノ。
![](https://assets.st-note.com/img/1685255132564-ZvtVpUFebI.png?width=800)
これでピアノ音源のフレーズを指先タッチで入力する場合、「先にクオンタイズを指定」しておけば、ビートマシンと同じようにグリッドが決まってくれる。
![](https://assets.st-note.com/img/1685256126058-dEiZ3q6c6D.jpg)
「グリッドの目の細かさ=クオンタイズの単位=音符」になる。
![](https://assets.st-note.com/img/1685255148041-euPVZtzhOd.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1685255167660-PTrq1b9UgS.jpg?width=800)
以上のように。。。
「最初に環境を整えてデータ入力を正確にすれば、その後で余計なこと=修正補正をする手間も省ける」
ってことになるので、どういう設定にすれば。。。効率的にストレスなくフレーズを入力出来るのかってはその都度考えてる。
同じトラックのピアノにしても、音符の混み具合によってフレーズ毎/パート毎にクオンタイズのグリッドを変更したりもする。
「音符の混み具合」ってのは「フレーズ/曲の難易度」に直結することなので、コピーするにしても、オリジナルにしても、その点については自分のスキル的にはどうなのか!?。。。ってのはシビアにチェックする必要がある。
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