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[春の作曲&REC講座スタート編17]GarageBandの20種類のアンプ

[春の作曲&REC講座スタート編9]でMacOSのGarageBandの15種類のアンプを取り上げたんだけどー

さらに、5つアンプを追加して計20種類をデモ。今回は2トラック使って、LRに振ったツイン・ギター的なREC。

このGarageBandのアンプは、フリー or オマケで付いてるDAW的な視点でCubase AIStudio One Primeのアンプと比べるのが筋だと思う。お金払って買うAmpliTubeとかと比べるのは、ちょっと違うかなと。。。

とにかく、アンプの数では、GarageBandは他のそういったDAWを圧倒してる。

このデモのフレーズは味気ないけど、GarageBandでちゃんと曲作ってアンプ+オケのサウンドを整えてやればそれなりの音にはなるので、初心者の人がアンプについて学んだり、経験値のある人でもプリ・プロダクションやメインDAWのトラブル時の代用とかってのに頼りになる。

RECに関してギター1本だと「音が。。。」と感じても、ツインにして左右に振ったらそれなりにイケるってのはよくある。むしろ、ツイン前提でアレンジ考えた方がベターかとも思う。前回のモノ・トラック・バージョンと聴き比べると、その違いが分かる!?

事務的作業でトラック処理したけど、考えてみると。。。これでもギター・トラックで、20x2=40トラック使ってる。。。

先に下の解説を読んでから、見てもらう方がベターかと。。。


最初の5つのアンプが定番

VOX AC30

使用したアンプは以下の通り。最初の5つのメーカーのアンプが定番。「フェンダー/ボックス/マーシャル/メサ・ブギー、それと Clean Preampで代用してるけど「ローランド」辺りのメーカー名は押さえておく。

他の15のアンプは、好きなミュージシャンが使ってるとか歴史的な視点で見ないとピンと来ないかと。。。

アップルは「このアンプはコレ」って明言はしてないので、下のリストは個人的な類推。

- Fender Silver Face Twin Reverb
- VOX AC30
- Clean Preamp
(Original) 〜Roland JC120の代わり
- Marshall 1959
- Mesa Boogie Dual Rectifier

- Fender Tweed Champ
- Fender Twed Deluxe
- Fender Tweed Bassman
- Fender Brown Face Deluxe
- Fender Black Face Super Reverb(映像で"Silver"となってるのはX)

- Marshall 1962
- Marshall 1959 Brown (Eddie Van Helen)
- Marshall JCM800
- Orange OD120
- Diezel VH4

- VOX AC15
- Silvertone 1481
- Hiwatt DR103
- Mesa Boogie Mark Ⅰ
- Matchless DC-30


ボディ/パネル色・スピーカーの経と数

セカンド・ブロックのフェンダー・アンプ群は何が違うかというと、ボデイーやパネルの色の黄色・ブラウン・ブラック・シルバーは、歴史軸を表している。あと重要なのはスピーカーの数(1/2/4)と経(インチ)で、アップルはその違いを「ミニ/スモール/ラージ」というようなネーミングにしている。


音のクリアさ・歪み

Mesa Boogie Dual Rectifier

メーカー/アンプの個性は、音のクリアさ・歪み具合にあるので、その点に注目。

初心者の人なら、「ブルース/J-POP/メタルといったカテゴリーや年代の違いを考慮すると、どのアンプがベターなのか」ってのをクイズ的に楽しく考えてみては!?


マイクの種類

Marshall 1959

各アンプにプリセットで割り振られてるけど、7種類のマイクがある。しかも、コンデンサー/ダイナミック/リボン、といったカテゴリー別の定番マイクと思われるものが揃っている。

イマイチな音の場合、マイクを交換してマイキング・ポイントを替えるだけでかなり変化する。



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