DTM/宅録〜サウンド・メイキング2〜GarageBand/Logicは至れり尽くせり?!
「DTM/宅録〜サウンド・メイキング」その2です。
普段DAWソフトはGarageBandと Logic Proを使ってますが、これらは実質同じソフトです。LogicがGarageBand Pro、あるいは、GarageBandがLogic Start的なもの。時々、GarageBandの機能に文句を言ってる人がいるんですけど(笑、不満があるならLogicにするってことです。
上に述べた通り、これらのソフトの基本は同じなので、Logicのことを言っててもGarageBandにも応用のきくことも色々とあります。
さて、最初にトラックを立ち上げる時、どういうトラックにするか聞かれるんですけど、これってけっこう重要。
GarageBand/Logicの場合、ここでタイプを選択すると、プラグイン一式がごっそりトラックに挿さってスタンバイされる。
なので、最初からそれなりにサウンド・メイキングされたトラックになってる。
上のショットはGarageBandのものだけど、このように既にプラグインが挿さっていて、例えば、ギター・トラックのイコライザーを覗いてみるとー
っていうように、「低音バッサりカット、他の帯域はちょい上げ、1k付近を軽くプッシュする」っていうような処理が既にデフォルトでされてる。
色々とEQについて解説してるサイトを見ると、「低域の音の被りをカットして、1k辺りでツヤ出し」って書いてあったりするんですけど、ソレってことです。
「ミキシングやマスタリングを徹底的に勉強したい!」って人はともかく、フツーは楽器や録音のイロハから始める人も少なくないと思うので、音決めや練習そっちのけでこういうところに時間を割くよりも、まずは「歌」や「楽器」や「音源」としっかり向き合って、そっちの方の音作りの基礎をやってからこういうところに手を入れるっていう方が順番じゃないかと思ってる。
そういう時にGarageBand/Logicのこういうアシスタント的な機能は非常に有り難く感じる。
「楽器」の例えばギターの場合、アンプシュミレーターでアンプの種類、低中高のイコライザー、リバーブ、歪みを調整するゲイン等、まずはこっちを入り口にして基礎を学ぶっていうことをやっておかないと。。。ダメな素材をいくらイジってもいいミキシングなんて出来ないのです。。。
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