見出し画像

[モバイル&サウンド 48]〜ギター初心者の挫折リスクを高めてしまう練習法!?

挫折率90%の原因は。。。!?

以前別のマガジンで取り上げた「ギターの挫折率」。他でもない、アメリカン・メジャー・ギター・ブランドのフェンダーのボスがー

「初心者の90%が90日以内にギターをやめてしまう」

って、発言してる。。。


んーっと。。。ギター弾く者からすると、非常に残念で寂しい数字なんだけど。。。

・やる気の問題
・ギターに対する情報や知識
・曲の難易度
・目標と練習方法
・練習期間の設定

等。。。色々と原因はあるけど、今回取り上げるのは「初心者の目標と練習方法」について。。。


1週間後にバンドで練習開始だと。。。

[モバイル&サウンド 46]のフォーカスに絡んでくることなんだけど。。。


「楽器を始めて、バンドを組んで、数ヶ月後ぐらいに文化祭とかイベントで初ライブ」

って、よく聞く!?話のー

・イベント
・タイム・リミット

的なことからすると、「イベントまで数ヶ月ある」どころではない。。。

バンドの練習は1−2週間後とかにすぐに始まるわけで、5曲ぐらいやるなら。。。最低3曲ぐらいの構成やコード進行はアタマに叩き込んでバンド練習に臨まないとスタジオに入る意味がない。。。

単音フレーズとかソロが出てくるにしても、その裏にあるコードを把握してないと、曲のどこにいるのかわからないなってしまう。。。(笑



「少数のコードをきれいに鳴らす」ことを目標にしない

個人で楽器やDTMを始めた場合は。。。バンドのような切羽詰まった!?状況にはならないにしても、しっかりと。。。

「3ヶ月後までににワンコーラス・カバー x 3曲」

というようなイベント的なものを掲げた方が、やることがより明確になる。ギターの場合、「100%完璧に演奏!」みたいな絶望的な!?ことじゃなく、「ゼロから始めてどれぐらい出来るようになったか」って加点方式の目線でやればイイ。

ギター初心者の方々のSNSを色々と拝見させてもらって、「んー。。。」って感じるのは、多くの人がー

「数個のコードをきれいに鳴らす」

ってことを最初の目標に置いてそればかり練習。。。ってのがけっこうパターンなんだけど。。。それってスキル的にも曲構成を把握したりってとかの音楽的にも非常に効率の悪いやり方のような。。。

「コードをきれいに鳴らす」にはー

・指と手首の柔軟性(不必要な力はいらない)
・左手の指先が固くなること

が重要だと個人的には考えていて、その「指と手首の柔軟性」を養うには、バンド編!?と同じようなー

「カバーする曲のコードのフォームを覚えて、コード・チェンジの練習。音が綺麗になるかどうかをファースト・プライオリティにしない」

って、いうようなことをした方が。。。

準備運動的なラジオ体操でも。。。最初の「腕を伸ばしてー」ってあの動きをやるだけでは。。。身体が十分に解れてはこない。。。

足開いたり、飛んだり、色々な動きをする。なので、コードでー

C!

って、ひたすらその形だけをやってたら、他のコード・フォームの練習にはならないし、逆に。。。変に力が入って、力加減のコントロールによくないことにもなりかねない。。。

何よりも、同じコードを何十分も何日も繰り返してるだけじゃ。。。

「つまらない」


「初心者の目標と練習方法」ってこう書いてみると。。。イキナリ全弦鳴らす必要があるのか、とか。。。今回のことももっと掘り下げたいし、他にも色々とあるので、近いうちに続編を。。。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?