見出し画像

私に課せられたミッション

※本日話す内容は、人によってはトラウマを思い出させる可能性があります。心が弱っている方は無理をしないでくださいね。


皆が感情の波に溺れない為の浮力になりたい
何故私がそう思っているのか。
今回は、その経緯をお話しします。

私は医療福祉現場の相談援助職をしていました。患者様の不安をお聞きしたり、適切な相談機関へ繋げたり、行政サービス利用のお手伝いをするお仕事です。
大学時代からずっと憧れ続けていた大きな病院。私はここで立派なMSW(医療ソーシャルワーカー)になるんだ!とドキドキしながら入職した。

結果、激務に次ぐ激務。
積み重なる残業。
医師VS看護師VS患者家族の間に挟まれる。
やり甲斐を感じる間もない、目まぐるしい日々。
度重なる担当患者様の死。

わずか1年足らずで
・朝起きれない
・頭痛吐き気倦怠感のオンパレード
・過敏性腸症候群
・何度もぶり返す腸炎
・帯状疱疹
・食事が美味しくない
・毎日泣いてしまう

そしてなによりも
「あんなに切望してた仕事だったはずなのに」
という、出来ない自分への自責感
そのせいで希死念慮まで発生していたこともありました。

その後転職。
心機一転がんばろう!と思った矢先、
人間関係の崩壊とパワハラに悩まされ…

正社員・相談援助職は怖くなり
結婚後、現在は
週4〜5回、3〜4時間程度のパート勤務で
ゆるくお仕事をさせてもらっています。


毎日が優しく緩やかに過ぎていく今になって
「私のせいじゃなかった」
「人や環境のせいにしてもよかった」
と、やっと思えるようになりました。
自分を責め、毎日を嫌い、
これからの未来に絶望していたときに
「いま」に触れられる瞬間も、
「自分の成長」に気づく時間も、
到底作ることは出来ていませんでした。

だからこれから私は、
自分が出来る事や経験をフル活用して、
同じような思いを抱え、
自分を責め続けては感情の波に溺れる人たちの
「ビート板」になりたい
と思うようになったのです。

ビート板。懐かしいですよね(笑)
皆水泳の授業で使っていたはずです。
でもいつの間にか使わなくても平気になった。
ちゃんと息継ぎして、泳げるようになった。


私はそんな存在になりたいなと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?