見出し画像

アーリーステージのVertical SaaSスタートアップにjoinした話

2023年8月1日付けで、私は Sotas株式会社 というスタートアップにVPoEとして入社しました。それについて色々と思いを書いてみようと思います。

Sotasという会社について

Sotasは2022年に創業された化学業界向けのVertical SaaSを提供する企業です。現在は Sotas工程管理 というプラスチック成形工場向けの工程管理SaaSと Sotasデータベース というプラスチック成形などの企業の情報をメーカーや商社向けに提供するSaaSを提供しています。

私も選考の中で知ったんですがプラスチック成形は中小企業が多く、国内でも約50,000社もの事業者がいるようです。そうした企業に対して業務のデジタル化をボトムアップに進めつつ、あまりまとまっていない企業の情報や、化学素材の情報など、産業の中で断片化された情報を束ねることで、産業全体の効率化をすすめることを目指しています。それ自体は前職であるCADDiでもあったテーマですね。

さらに、Sotasでは化学業界ならではの要素があります。一つは化学業界は化学素材を扱うにあたって、化審法など対応しなければならない様々な化学法規が存在することです。これは大手企業でも関連業務が大きい負荷となっており、中小企業においては言わずもがなです。もう一つは温室効果ガス(GHG)への対応で、多くの企業において道半ばといった領域だと思いますが、特に中小企業においては環境配慮した事業を行う余裕も少なく、社会の中に安価に簡単に環境配慮が行える仕組みが必要であろうと思う分野です。

Sotasの現在のソリューションはそれら全てをケアできている段階にはありませんが、今後少しずつ仕組みとしてそれを多くの企業に提供していきます。そして、業務の効率化、法令遵守、そして環境配慮された事業の実現を目指していくことで、SotasのPurposeである「地球に長生きしてもらう」を実現しようとしています。

なぜSotasに決めたのか

上に述べたように、Sotasは「地球に長生きしてもらう」という壮大な目標を掲げつつ、ボトムアップにも業界のペインと向き合うことで市場獲得や事業拡大を強かに進めていこうとしている企業だと思っています。

スタートアップにとって、大きなビジョンがあるというのは存在理由と直結すると思っています。それがなければ、あえて人様のお金を使って事業を新たに立ち上げる意味はないかなと。一方で、それを実現するためのHOWとして具体的な事業成長の戦略・戦術がなければ前に進むことはできません。そういった意味でSotasはその両方が揃っている企業だと感じました。

アーリーステージであるというのも、私にとってはプラスでした。2023年8月現在Sotasの社員は7名となっており、プロダクトはあるが今後も改善を続けなければいけない状態で、かつ現在のプロダクトだけではSotasの目的は実現できません。コンパウンドスタートアップ的に化学業界を支援するプロダクトを次々とリリースしていく必要がありますし、実際に企画が進んでいます。何かと好き放題やれそうだな(笑)と思ってます。

また、現在の創業期メンバーも良い方が揃っていると思っています。代表の吉元さんをはじめ、しっかりとキャリアを積んできた方ばかりで、その分平均年齢は少し高めな大人のスタートアップといった形です。スタートアップは若者だけのものではないと思うんですよね。これまでのキャリアや経験に裏打ちされた大人がやるからこそ成功するケースもあると思っていて、Sotasがその例になりたいとも思っていますし、日本のスタートアップでもそういった事例が増えてくると、より多様なチャンスが提供できる社会になってくるのではないかなと。

最後に

ということで、40代にして私も再度チャレンジしようというお話でした。不安がないわけではないけれど、次々と起こる変化を楽しみながらこの事業に産業にぶつかっていこうと思います。

もちろん採用もしております。すぐに転職する気がなくても全然OKなので
カジュアル面談のお申し込みはお気軽に。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?