イトウ奮闘記 #6 北海道旅

北海道旅に出ることにした。妻と二人で車中泊で。釣り竿を忍び込ませてある。
釣り旅ではなく、北海道の土地・空気を見て感じて回るそれが目的。
札幌を出て、北上し砂川方面へ。美瑛・富良野を通り、旭川へ。そのまま内陸を北へ。名寄を通り、中川町・天塩町へ。
オロロンラインを通り、稚内へ。利尻島に渡る。稚内へ戻り、猿払方面へ。
道東の海沿いを知床へ。阿寒湖へより十勝へ。札幌へ帰ってきた。

この旅も、釣りをした。そこで感じたことがある。フライフィッシングって難しい。むずかしすぎる。それより、あんな大きな川で竿ふって、大きな魚に出会ってみたい。そこにとんでもないロマンを感じる。なぜかとてつもなく。

旅の最中、見つけた川。それは天塩川。とんでもなくでかい。川の長さは150kmあるらしい。川の幅もとんでもない。イトウが潜んでいるらしい。

もう一個、猿払川。あの濁った栄養豊富そうな川。濁っているせいか、正直怖い川。言い方が難しいがなんだか恐ろしい。

ここでイトウを釣ることに本気になってみる。道北エリアに強烈に惹かれるものがある。

自然に放り込まれた感があり、気をはっていないと、油断したらとなぜか考える。そんな自然の宝庫。

それが伝わるかわからないけど、釣りを通して真っ向からそれを感じたい。

今この文章を書いているこの瞬間も高鳴っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?