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駐在員が現地で感じた”仕事”ということ

私は40代で中米の海外駐在員です。
2年前から中米で営業の仕事をしています。

コロナ渦真っ只中で海外転勤を命じられました・・・
最初は「マジか!」って驚き、赴任前はワクワクはほとんどなく、不安しかありませんでした。
アメリカ大陸全土でコロナによる感染者が激増していたからです。

しかし、今は来てよかったと思っています。
でも、この2年間は大きな葛藤がありました。
仕事への価値感や考え方、仕事との付き合い方に大きな変化もありました。

この2年間の仕事に対する心境の変化を書いてみようと思います!ぜひ、お付き合いください!

最初は環境に慣れるのに精一杯


私が赴任した国は治安は悪く、インフラも弱い国でした。
ここで家族4人で暮らすことになります。

私は営業職なので、当然、各州を飛び回らなければなりません。
飛行機のときもあれば、車のときもあります。

飛行機は日本の航空会社ほどコロナ対策が十分ではありませんので、
感染リスク高!
また、車の場合も強盗のリスク・・・
強盗は銃を突きつけられ、車、パソコン、携帯全てを奪われ、
その場に放り出されるというハードモード

このような環境での仕事は精神的にキツかった・・・

また、食事も肉ばかり。
変な店に入れば、おなかを壊すし。
お風呂の文化もないので、毎日シャワーだけ。疲れがとれない!

「こんな危険な思いをして、仕事をする必要があるのか」
「仕事はサラリーのためにやっていること、仕事より命が大事だ!」
「日本食が食べたい!風呂に入りたい!日本に帰りたい!」

こんな思いが毎日、頭の中をめぐっていました。

しかし、この国の「人」はとても素晴らしいというのが救いでした。

いつも笑顔で楽しそう。
私の職場のメンバーはとても頭がよく、英語も話せる。
※この国の言語はスペイン語。
困った時は助けてくれる。仕事でもプライベートでも。

日本で仕事をしているときは自分のことで精一杯。
とても他人のことなんて考えられない。
周りの人も同じように見えた。
通勤中もみんな疲れた顔している。
人生を楽しむなんて考えられなかった。

マインドの違い

なんでこの国の人はそんなに楽しそうなの?
仕事は辛くないの?

私は彼らの考え方で感じたことは「会社と自分が対応」であるということ。

会社に言いなりにはならない。自分の人生だ。
気に入らなければ辞めるだけ。

会社に言いなりにはならない。自分の人生だ。
気に入らなければ辞めるだけ。
当然といえば当然だろう。
だって自分の人生を会社が決めるわけではない。

この考え方は日本人は持っているが、表には出せない感情なのではないだろうか。

この考え方を持っているから、この国の人は人に対してとても優しく、温厚。
だって余裕があるから、人間が本来持っている「人の役に立ちたい」「他者貢献」という欲求に対して素直に従っている。

私はこの国に来て、それを感じられたことがとてもうれしい!

”会社と社員は対応であるべき”

最近、よく聞くブラック企業は社員を奴隷みたいに考えているのだろうか。
こんな考え方の会社では、社員は人間が本来持っている素晴らしい能力「他者貢献」を出せないと思う。
社畜なんて言葉はこの国ではあり得ない。

日本で変化していかなければならないことは、会社と社員が対応であるという認識をもっと表に出していくことだと思います。

そうすれば「ブラック企業」「社畜」なんて言葉はなくなると思う。

この考え方は日本人は持っているが、表には出せない感情なのではないだろうか。

この考え方を持っているから、この国の人は人に対してとても優しく、
温厚である。
だって余裕があるから、人間が本来持っている

「人の役に立ちたい」「他者貢献」という欲求に対して素直に従っている。

私はこの国に来て、それを混じられたことがとてもうれしい!

会社と社員は対応であるべき。

最近、よく聞くブラック企業は社員を奴隷みたいに考えているのだろうか。
こんな考え方の会社では、社員は人間が本来持っている素晴らしい能力
「他者貢献」を出せないと思う。
社畜なんて言葉はこの国ではあり得ない。

日本で変化していかなければならないことは、会社と社員が対応であるという認識をもっと表に出していくことだと思います。

そうすれば「ブラック企業」「社畜」なんて言葉はなくなると思う。

最後まで読んでいただき、ありがとう御座いました。

#私の仕事

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