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Jirosawa
2021年11月19日 18:43
溺愛していたからこそなんだが、ロッキーが亡くなってから嫁さんの落ち込みが酷い。まあ無理もなかろう、時が解決してくれるだろうと思っていた。リビングでテレビを一緒に見てるときに、ふと横を見ると嫁さんの頬に涙が伝っている。ロッキーのことを思い出しているんだろう。あまり思い出さないようにした方がいいよと言うと、「だってしょうがないじゃん!ロッキ〜!!」と言って、また泣く。毎日一緒にいたロッキー
2021年11月18日 21:02
その訃報を聞いたのは、インド、ムンバイの郊外にある表面処理メーカーの経営者と昼食するためにレストランに入ってすぐだった。ロッキーが死んだ。アメリカにいる長男からのLine電話だった。「母さんが泣いてるから電話してあげて。」インドに向けて出発する前日、嫁さんからロッキーのお墓を作って欲しいと頼まれた。そしてオレはシャベルを持って庭に出て墓穴を掘った。ロッキーはオレが出張から戻ってくる