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しばいぬとオレ

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しばいぬとオレ。そんなに犬好きでなかったオジサンがどんどんしばいぬにハマっていくお話(実話)
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#しばいぬとオレ

しばいぬとオレ 〜ハチ編〜 その3

しばいぬとオレ 〜ハチ編〜 その3

ハチは毛が抜けまくる以外は健康であることが分かった今、ハチが見窄らしく見えても特段気にしなくなった。ただ、真冬なのにピンク色の地肌が見えているのが気の毒なくらいであった。

そんなある日、嫁さんがケージの中にいるハチと遊んでいると、

「ハチがダンスしてる?」と嫁さんが言うのである。

ダンス?果たしてそんなことができるのだろうか?と思っていたら、二男がそれを見て、

「母さん、それ、いわゆるマウ

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しばいぬとオレ 〜ハチ編〜 その2

しばいぬとオレ 〜ハチ編〜 その2

ハチはかなり薄い茶色のしばいぬだ。そして子犬なのにほとんどはしゃぐことなく、大人しい。言い換えれば、毛色もさる事ながら存在感がほとんどなく、色々な意味で”薄い”のだ。しかし、これはこれでいわゆる『かまってちゃん』的な犬よりは飼いやすい。ロッキーも『かまってちゃん』タイプではなかったが、要所では激しく吠えたりして、体の大きさも合間って存在感たっぷりであった。ハチはロッキーとは明らかに違い、それがとて

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しばいぬとオレ 〜ペットロス編〜

しばいぬとオレ 〜ペットロス編〜

溺愛していたからこそなんだが、ロッキーが亡くなってから嫁さんの落ち込みが酷い。まあ無理もなかろう、時が解決してくれるだろうと思っていた。

リビングでテレビを一緒に見てるときに、ふと横を見ると嫁さんの頬に涙が伝っている。ロッキーのことを思い出しているんだろう。あまり思い出さないようにした方がいいよと言うと、

「だってしょうがないじゃん!ロッキ〜!!」

と言って、また泣く。毎日一緒にいたロッキー

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しばいぬとオレ ~ロッキー編~

しばいぬとオレ ~ロッキー編~

その訃報を聞いたのは、インド、ムンバイの郊外にある表面処理メーカーの経営者と昼食するためにレストランに入ってすぐだった。

ロッキーが死んだ。

アメリカにいる長男からのLine電話だった。

「母さんが泣いてるから電話してあげて。」

インドに向けて出発する前日、嫁さんからロッキーのお墓を作って欲しいと頼まれた。そしてオレはシャベルを持って庭に出て墓穴を掘った。ロッキーはオレが出張から戻ってくる

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