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工芸カフェで機織りワークショップへ参加してくれる小学生が増えています

立川 錦町に工芸カフェをオープンして三ヶ月が経過しました。

オープンした理由は少しずつ書いて行こうと思います。

目的の一つが日本の文化や工芸に触れて頂きたいという思いからです。

ものつくり日本を支えていたのは、古くから伝わる日本の緻密な工芸や

アートがあったからだと私は考えています。

寺院を装飾する金物、絵、建築、庭。

日本独特の間を生かしたデザインでありゆったりとした構図や配置です。

しかし、一つ一つのものはとことん職人さんによってこだわりの技術で作られています。

そのものつくりのセンスと技術がもの作り大国日本の基盤、土台になったのだと考えます。

一方、近年もの作り大国の座は、アジアの新興国に譲っています。

その理由は様々ですが、今後もその傾向は続くと考えます。

特に量産され、低価格、価格競争力が必要な領域ではその傾向が強と感じています。

グローバルな時代、大量生産されたものではなく、日本らしさ、他国にはない価値がますます求められると感じます。

その一つが日本文化であり、工芸やアートだと考えています。

日本の方に特に日本の文化の良さを知って頂きたい。

できれば、海外の方にも知ってもらいたい。

そんな思いで工芸カフェをオープンしました。

その工芸カフェには、多摩地区経済を発展させた機織り機が置いてあります。

希望者がいれば、30分で機織り体験ができます。

今夏休みなので、その機織り体験を小学生の方、自由研究などの課題として体験して頂きたく、ご案内しています。

そしたら、毎日予約の電話やインターネットからお申し込みを頂き、実際に多くの方に体験して頂きました。

機織り機を見たことはある。でもおったことはない。そういうお子様がとても上手に機織りをしていきます。

その姿は、本当に美しく、日本文化は何年の時を経てもやはり途切れずに、小学生に受け入れられる。その姿を見ていると、ほっとします。

微力ですが、工芸カフェでは、このような活動を通じて日本の良さを知ってもらい

豊かな感性を残し、体験してもらえるように、活動して行きたいと思います。

工芸カフェ Webサイト
https://realence.jp



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