ビルドキャパシティ
電通の齋藤さんは平尾が最も信頼してた1人で、いろんなヒントをたくさんくれてた方で、とにかく話題も豊富で面白い。最初は大阪の放置自転車を南アフリカに送るプロジェクトで紹介されたと聞いてた。 電通マンとしても優秀で大手クライアントを担当されてそうだが、稼ぐ仕事でしっかりと稼ぎ、応援する仕事には利益は度返して取り組んでられた。 応援してたのはミュージカルやアートとラグビー、特に平尾の進めるラグビーの事に関しては熱心に取り組まれてた。 そんな齋藤さんからの話の1つが キャパシティを作る と言う話。 環境問題が進むヨーロッパでゼロエミッションと言う循環型の社会を作るような話だったと記憶してる。 今までのやり方ではゴミも出てしまい、ゼロエミッションは達成されない。そのため、街がキャパシティを広げると言う発想があると言う。 ビルドキャパシティ(正解はキャパシティビルディングかもしれないがその日ほこの様に表現してた)、その話を聞いた平尾は『ええ話ですね。そんな発想を自発的に持てる街は凄い。問題に立ち向かう姿勢がいい』と嬉しそうに話してた。
この発想はとても素晴らしいし、会社でも、小さな組織単位でも重要は発想だと思う。 受け入れられない事が目の前に起こる事はしばしばある。 その時に成長のチャンスと捉える事が出来れば おそらくその組織は成長する。 また個人で考えても、無理と判断してしまうのか? キャパシティを広げるチャンスと考えるのか?は全く違う将来になるだろう。
ビルドキャパシティ、、還暦まで後一年となったけど、この発想は今からでも本当に大切だと感じる。キャパシティを広げる、、その究極の方法は、正観の言う『目標や思いを持たない』なのかもしれない。 いい意味で欲も減り、我もコントロールでき始めた。 もしかしたら諦めに似た感覚かもしれない。 また思いも持たなく出来ればイライラもなくなり、いつも明るく感謝出来るのかもしれない。
SDGs、、多様性の時代、、よくわからないけどこれからは一人一人が寛容になる方が良さそうだ。寛容になるにはキャパシティを広げるか、さらに思い切って、思いも持たない事が良いのかもしれない。 何となくの感覚だけど、西洋的な価値観の社会から、古くから日本人が大切な時代になっていく様に感じてきた。 コロナの影響もあり世界全体がネガティブな事が増えてると感じるけど、ピンチはチャンス! 「幸も不幸もない、そう思う心があるだけ」の考えも併せてみると、どんなことが起こっても「有難い」と思える、そんな心のキャパシティーを大きくすることに取り組みたい。
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