100年生きて幸せになれのか?
「健康であるというのはどういうことか?」
この事はよく考えなくてはいけません。
大半の人が健康診断で異常が見つからない事だと考えているようです。しかし、検査で異常が見つからなくても元気ではない人は世の中にいくらでもいます。とても残念な事ですが、現在の医療においては、
「健康=元気」
ではなくなってしまっています。
医療が進歩して100歳まで寿命が延びるなんていわれていますけど、それにともなって現れてきたのが健康寿命なんていう言葉です。今の調子で寿命が延びていくと100歳のうち10年以上は寝たきり要介護という状態になるのでそれに備えが必要だなんていわれています。寿命を延ばした結果、寝たきりになるのが当然というのはおかしな話としか思えません。
この問題はいつも指摘していますけど、寿命という言葉の定義が誤っているから起こるのです。
「寿命=心臓が動いている状態。」
とされているからおかしくなるのです。
こういう認識をしているから、医療行為が心臓を止めない事を最優先に行われている訳です。それで、その結果、起こることが予想されるのが100年の寿命のうち10年以上が自分の意思や考えがちゃんとしているかも怪しい要介護状態になる訳です。
「医療は我々を幸せにしているか?」
という事についてはよく考えた方がよいでしょう。
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