逃げ旅のはじまりの失敗のこぼれわくわく
いつもじゃありえない6時台に目覚ましで無理やり起きた、といっても重い睡魔がのしかるまぶたと脳が重力に吸い付いて頭をあげられない。
ベッドにはいつくばってまると顔を見合わせながら「眠いね、起きなきゃね、眠いね、、」と言いながら無理矢理おはようするのに時間がかかった。
いざ準備を始めると案の定時間が足りずバタバタと出発した。
普段の朝はもっと遅いので、7時台の朝日は優しくて風も少しまだ冷い。
駅に向かう道中、まるは思いの外早くも楽しそうな顔をしてたことにわたしは嬉しくなった。