腎臓病食が苦手な管理栄養士が多いっていう話②
管理栄養士の菜々子です。
私のようにフリーランスの管理栄養士さんと
お会いする機会がありました。
私が、「腎臓病のサポートをしている」と話すと、
すごく応援してくれました。
その時、出た話題が、
「病院の管理栄養士って、腎臓病が苦手な人多いよね」
です。
お会いした管理栄養士さんも、
透析の栄養指導を多く経験している方で、
腎臓病の食事療法は慣れたもんです。
ところが、透析の栄養指導を
経験していない管理栄養士さんは、
腎臓病を苦手としている人が多いと思います。
なぜなら、考えることが多くて、難しいからです。
①体の中で何が起きているのか
②気を付ける栄養素がたくさんある
③それを食事に置きかえるとどうなるか… など。
苦手としている管理栄養士から
栄養指導された方は、
今まったく実践できていないと思います。
実生活を考え、退院後の具体的な話を
してもらえましたか?
きっと、教科書的な内容の説明しか
受けていないことでしょう。
管理栄養士でも難しいんだから、
患者様とご家族が難しいと思うのは
当たり前です。
一度、腎臓病の食事療法に慣れた
管理栄養士の栄養指導も、
受けてみるといいですよ。
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この記事の背景
この腎臓病食サポートブログは、
アメブロからリメイク版として
書いています。
同じような内容だったので、
連続で投稿してみました。
前回の記事は、2017年に書いたものでした。(こちら)
今回の記事は、2019年に書いたものです。
2017年当時は何となく思っていただけですが、
フリーランスの管理栄養士さんとのご縁で、
2年たってから、確信に変わりました。
病院の管理栄養士さん達にも、
患者さん達の実生活を知った上で、
栄養指導ができるように、
広い視野を持って
勉強してもらえるといいですね。