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Capter.1 【 PTAにはいらなくていいの? 】の保護者質問への対応について


はじめに

私は、R6年度の村小学校のPTA会長です。村は人口 ≒9500人の農村地域の小学校であり、少子高齢化待ったなし。村PTAは、日本のその他多くの地域課題感と同じように転換期を迎えています。実際に活動している私の活動をここに書いていく事によって、その他多くの地域のPTAのその先を考える上でヒントになったらという願いを込めて

今回は、本部の僕以外の役員2名が表題の質問に関して、「どうしていいか分からない。不安だ。」という課題に対して僕が説明です。
もし、皆さんの地域でも参考になれば

前提


◆ 前提

  • これから30年単位で未来を考えた時に、人口減少は予測不可能ではなく今より先をを考える時に絶対外してはいけない前提

出展: 「国土の展望」中間とりまとめ

◆ PTAの目的

PTA(Parent Teacher Association 父母と先生の会)とは、幼児・児童・生徒の健全な成長を図ることを目的とした、どの機関にも属さない独立した組織です。
この目的のもとに保護者と教職員とが協力して、学校・園および家庭における教育に関して理解を深め、その振興に努めます。
さらに、幼児・児童・生徒の学校・園外における生活の指導、地域における教育環境の改善・充実を図るため、会員相互の研修その他必要な活動を行います

  • PTAは、本部役員・保護者および 学校 教員で組織されている
    ( 保護者会では無い )

  • 子どもたちのため ( 親からすれば自分のため )に活動を行う

◆ R6年度 PTA 本部が目指すもの


立候補したい。協力したい。参加したい。村PTAを本部役員、保護者および学校 教員 でどうするか?を考え、アイデアを実践する

◆ 確認

  • 人口減少は前述の通り前提

  • しかし、この先【 保護者の保護者の加入意思の割合い 】 が増えるか減るかは予測不可能

◆ 具体的に

  • 今の僕たちに 出来るのは そのビジョンのために何が出来るかを思考すること

  • どうすれば 参加・協力出来るように出来るか?にフォーカスを絞りアイデアを実践する

◆ 結果、この先減ってしまっても

  • 結果 減っていくとすれば、それは自然な事であり、社会や民がそれを望んでいるという事になる。そのタイミングの方たちにお任せしましょう

その上で必要な本部役員の態度


1つ,

  • 私たち 本部役員はただの保護者の代表

  • 方向性や手法を決める(判断する)のは 3者 ( 本部役員、保護者、学校 )

2つ、

  • 自分(本部役員)の立場で話したり、感情や勝手な判断などで目的をすり替えた話を人にしてはいけない

  • もし、それをしてしまったら皆間違う

    • 聞いた民はみな全員間違えてしまう

    • その子どもたちも皆間違えていってしまう

  • 分からない時には分からないと言えるか

  • そういう立ち位置に、本部役員はいる 覚悟と自覚

まとめ


  1. R6年度で、これまでと違う事をするとするなら本部だけで決めれる(判断する)事はない

  2. 本部役員・保護者・学校 教員  3者で物事は決める

  3. 嘘はつかない・事実を伝える

  4. 自分の立場で話したり、感情や勝手な判断で目的をすり替えない

【 PTAにはいらなくていいの? 】
の保護者質問に関する対応について

◆ 回答する、伝えるべき事実

  • PTAの本来の目的に沿って、PTA、学校、本部で 活動するもの

  • PTAは任意加入であり、入らなくてもよい

  • R6年 PTA本部は テーマ、コンセプトに向かって活動する

  • テーマおよびコンセプトは 以下

テーマ: 目指すべきもの
立候補したい、参加したい、協力したい 村PTA を目指す

コンセプト: 具体的な手法
・本来のPTAの目的に立ち返り、今の時代に合ったものを模索しながらアイデアを実践してみる
・村PTA 運営内容に関して、デジタルを活用する事でより多くの方に正確に見える化する
・現在の 村PTAの事実を正確に皆さんに伝える

  • それ以外の事は分からない もしくは、これからを一緒に考えましょうなどの回答が適切

  • もしも、R6年度 PTAの加入率が 極端に下がってもそれは事実

  • その上でどうするか?はPTA本部、保護者、学校で考えて決めていくので、現状は分からないと回答する

  • 【 注意 】上記は答えではない、自分でどうするかの判断は各自で決められたらいい。ただ、【 本部として 】話するなら上記

  • R6年度の会長から個人的に これを読んでいる方にアドバイスがあるとすれば

    • なぜ入りたいと思わないのかを丁寧にヒアリングしては。( 目的達成のための貴重なデータなので、きちんと対話する態度でいること )

    • PTAに入らないのって目的からすればカッコ悪いって個人的には思うよ的な事を言う

この件から私が考える事


地域の保護者年代の【 現社会観がズレている 】事は大きな課題感だと思います。前提、現社会背景を丁寧に説明していく事が必要で、それでも理解はなかなか出来ないし、してもらえない部分はあると感じています。それは仕方のない事です。
" そこに手触りがない "
彼らが、間違えないようにしてもらうため 【 その人が理解しやすい調整した日本語 】を探しながら 丁寧な 【 対話 】のアプローチが必要だと感じています。ただ【事実を整理して分かりやすく伝える事、そしてきちんと話を聞く事】に集中することが、今の僕に出来る事です。引き続き、子どもたちに残すに値する 未来を創れるようにやっていけたらと思います。

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