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FXで勝てる人は株でも勝てる!その明確な理由をお教えします!

突然ですが、あなたは答えられますか?

FXと株って何が違うのでしょうか?

これを理解していないと、FXで安定的に勝つには難しいと思います。


FXで勝てる人は株でも勝てます。
ですが、株で勝てる人は必ずしもFXで勝てるとは限りません。


これがFXと株の違いの答えに迫る重要なヒントになります。

さぁ、いかがでしょうか?


もったいぶっても仕方ないので早速教えますね。


あなたもご存じかもしれませんが、FXは勝者と同じ数だけの敗者がいます。
必ずです。いわゆる、ゼロサムゲームです。

一方、株式投資は、投資した企業が成長して、収益が増えれば株価が上がって投資した人が恩恵を受けます。
極論にはなりますが、すべての人や企業が勝者になることもできます。

これが、FXと株の最大の違いになります。


つまり、FXは「勝つ」か「負ける」かの戦いであり、「やる」か「やられるか」というお金の奪い合いというわけです。


では、この奪い合いという名の戦いですが、いったい誰と誰が戦っているのでしょうか?

そうです。

あなたはもうおわかりかと思いますが、ロング勢(買い)とショート勢(売り)ですね。
両者の一騎打ちの戦いが常に行われています。


例えば、ドル円が3円上昇したのであれば、ロング勢(買い)は3円×lot数の利益を得ます。

それと同時にショート勢(売り)は、3円×lot数の損失を出してしまいます。

常にプラスマイナスゼロという本当に厳しい世界がFXです。


ただ、これは本当に簡単は話で、実際の相場はそう簡単な話ではないのです。

例えば、いったんはロング勢(買い)が勝利したように見えたところが、ショート勢(売り)の反撃にあって負けることもあります。


あなたは何かスポーツの経験がありますか?
私は野球経験が長いのですが、終盤まで勝っていて逆転されると、単なる負けとは違って戦意喪失していまいます。

スポーツに限った話ではありませんが、こういった経験があなたにあるのなら、その気持ちはおわかりかと思います。
相場もこれと同じなんです。


先ほどの例だと、ロング勢(買い)は戦意喪失してしまい、戦う意欲すらなくなりますので、それからもショート勢(売り)の勢いが続きます。

それだけではありません。


それまでロング勢(買い)だった人も、ショート勢(売り)の方が強いとわかれば、ロング勢(買い)からショート勢(売り)に乗り換えてきます。
そうすると、ショート勢(売り)は増々勢いづいてきます。


実は、この一連の流れを、ローソク足たった一本で見ることができます。

それが俗にいう【長い上ヒゲ陰線】です。

長い上ヒゲ陰線が出た場合は、その後下落する可能性が高くなるのです。
(もちろん、相場に絶対はないのでそうならない可能性もあります)


ここで一つ、歴史的なローソク足を振り返ってみます。

2016年、11月9日。この日です。


FXを何年もやられている方であればおわかりかもしれませんが、アメリカのトランプ大統領が誕生した日です。
その日のチャートが見れるのであれば、今すぐ見てみてください。


長い下ヒゲの陽線を作ったのが確認できると思いますが、この日は何が起こったと思いますか?
詳しく説明させていただきますね。


トランプ大統領が誕生した直後に、ショート勢(売り)が大量の注文を浴びせたのです。
大方の予想ではトランプさんは落選するのではと思われてましたからね。

「トランプ大統領の誕生=世界の混乱」と考えたのでしょう。

相場はどんどん下がり、105円付近から101円まで下落したのです。
その間、わずか数分間です。


ショート勢(売り)は歓喜したことでしょう。
「やった!これは大勝利だ!」と。

しかし、それもつかの間。
相場は大転換して、前日の高値を瞬く間に抜けたのです。

結局最後は、106円付近まで戻し、ロング勢(買い)の逆転勝利となりました。


ではこの時は何が起きていたのでしょうか?


相場が101円まで下落した瞬間、投資家たちの思惑です。

「トランプは公共投資の政策や大型減税を掲げてたよな。だったら景気はこれから良くなるんじゃないのか?」

このような考えが多くを占め、それまでは懐疑的だった見方がポジティブな見方に変わったのです。


ショート勢(売り)からすると、まさに歴史的な敗北となりました。

こうなると、ショート勢(売り)は戦う意欲がゼロになり、ロング勢(買い)に乗り換える人も出てきたことで、上昇一辺倒となりました。

結局、この上昇トレンドは118円まで上がりましたので、ロング勢(買い)は莫大な利益を得ることに成功したのです。


先述したように、FXはゼロサムゲームです。
勝者がいたのですから、それだけ損失を出した人も必ずどこかにいたのです。


FXは株とは違って、チャートにいろいろなシグナルが見て取れるのです。

ローソク足の意味をしっかり理解していれば、相場で今何が起きているのかがわかります。


今、ショート勢(売り)が優勢なのか?
今、ロング勢(買い)が優勢なのか?
昨日の決着はどうなったのか?


これらを知ることができれば勝てると思いませんか?
優勢な方に乗ってしまえばいいだけですからね。


流れに逆らわない


やはりこれが最も賢い戦略だと思います。
相手が戦意を失くしたところで参加する。


こういったまさに戦場で戦い続けるのがFXです。
FXで勝てる人は、株でも勝つことができると言われるのはこういった理由があったんですね。


最近の相場はAIを使って取引されることも増えてきたようです。
ですがその裏には必ず、人間にしかできない行動パターンが現れます。
それを読み解くのはやはり同じ人間にしかできないと私は思います。

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