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推奨環境について

ZOOMミーティングを使ってのオンライン音楽講座を受講する上で、是非とも希望者のみなさんに用意していただきたいのが「サブモニター」です。

一般的にノートPCを使っている方が多いかと思いますが、単純に一画面での受講ですと、ご自分が操作しているDAW等の画面とZOOMの画面の2つを表示させなければならないので、普段と同じような画面での操作ができなくなります。
また「PCなら二台あるからZOOMとDTMを別々に使う」という選択肢は一見便利そうに思えますし、実のところ私自身も複数台のPCを使い分けることによる効率化というものを当たり前のように思っていたのですが、昨今のマルチコア&高速CPU環境は複数のアプリケーションを起動してもカクカク低速化するなんてことはなくなりました。
そうなるとむしろ一台のPCで集中操作した方がより効率的になります。

現代のほとんどのPCはデスクトップ機はもちろんのこと、ノートPCもHDMIやUSB-Cといったモニター出力端子を備えており、ごく普通のモニターを購入するだけで簡単に使えます。あるいはリビングのテレビのHDMIとつなぐことで大画面をPCモニターとして使うことも可能です。
(MacOSの最近のバージョン(Catalina以降)だとiPad(iPadOS13以降)をサブモニターとして使える「サイドカー」という機能もあります)

お恥ずかしい話ではあるのですが、私自身単一PCで完結させることで、受信したメールの添付データをそのままDAWに貼り付けるといったことがiCloudやDropboxを介さなくてもダイレクトに行えることの利便性に気がついたのが去年の話でした。
それまで音楽専用PCとその他と使い分けをしていたことになんの疑問も持っていなかったのですね。
さらにメイン環境をマルチモニターにしたことで、DAWをメインモニターに表示させてサブモニターに譜面や歌詞カードといった情報、また同じDAWでも画面面積を取るミックス画面や波形データ管理画面など、さらには息抜き用のサボりブラウザ画面などを表示させることで、革命的な効率化アップ及び絶大なるサボり方ができるようになりました。
さらに当たり前の話ではありますが、2枚のモニターに分かれて表示されてはいても同じPCなので、マウスやキーボード操作は共通、さらには文字のコピペなどがメール→DAWでできるなんてことまでもが新鮮でした。いや本当にお恥ずかしい…
「ZOOMオンライン音楽講座」以外にも使いみちはたくさんありますので、是非ともサブモニター導入のご検討をよろしくお願いいたします(そういった相談も含めて個人レッスン希望者の初回は無料のカウンセリングを予定しております)

レッスン開始早々しばらくはZOOMとDAWの2つのアプリケーションだけで進められるように意識しますが、例えば楽曲データを共有してお互いにやりとりなどをするようになってくるという前提で考えると、前述の「Dropbox」「Googleアプリ全般」、また様々な形式でデータ共有のできる「Slack」などを使ってのやり取りも必要になってくるかと思われます。
既に使われている方も多いと思われるこれらのビジネスツールですが、こういったITアプリなども同時に覚えていきましょう。…僕と一緒に(笑)(私自身も今現在業務提携している某プロジェクトで慌てて覚えさせられたSlackなのですが、実際どこまで使いこなせているのかアヤシイものなので…)

ここで「え…音楽ツール以外も覚えなきゃいけないの?」とひるんだ人と「なんかPCをいろんな方向で使えそうでオラわくわくすっぞ」と思った方がいるかと思いますが、あなたはどちらのタイプでしたか?

DTMやDAWは、ある意味では「複合的なスキルを要求するジャンル」であるのは紛れもない事実ですが、裏を返せば「複合的なスキルが身につくジャンル」という考え方もできるわけですね。

そういった意味では、かなり多方面にあなたの能力が開花する可能性を秘めていることでしょう。
あなたのなりたい未来の姿をイメージしてみてください!


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