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いわゆる『みえる人』の『みえない』世界に対する感性も人それぞれかもしれない

 最近、ブログを更新するためのネタがなんとなくどんどん思いつくので、その勢いで今日も書いてみようと思う。
 まず断っておくと、私はいわゆる幽霊、妖怪の類が日常的にみえる、そこにいるのがわかる、という類ではない。
 ただし、たまに直感的にみえたものが当たっていたり、脳裏に何かみえたり、嫌な場所がわかったり、ということはある。いわゆる霊がみえる方と答え合わせをしてみて、同じものがみえていた、ということもあるし、神社によってはある場所には近づけなくなることもたまにある。
 だからいわゆる霊的な存在、みえないものについては、『そのものかはわからないが、そこに思い込みや幻覚だけではない、何者かがあるんだろうな』とは思っている(感じている)

 しかしだからといって、そのようなものを感じない方々の考えも間違いではないので、否定する気もない。

 どっちも正しい(あり)なんだろうな、という立場だ。

そこを踏まえて。

 一年半前に、友人に連れられて熊本の弊立神宮、そこからいくつかの神社に連れて行ってもらい半日かけて回ったことがある。

 最初の弊立神宮。ここのエネルギーもわりと面白いのだけど、特に裏にある水神様のところのエネルギーも興味深い(とはいいつつ、はっきりわかるわけではない。なんとなくそう感じる、というところ)

 まずここの水神様の社にお参りしたとき、友人が社殿に向かって参拝した写真を、友人の後ろからふつーに、撮ったのだが。

 帰ってきて数日。その写真を、色々みえる系の友人Aさんにまず送ってみたところ、『社の屋根に龍が見えるよ!すごい嬉しそう』という反応が返ってきた。
 (もちろん、私や一緒に行った友人にはその龍はみえない。ただ、言われてもう一度写真をみるとなんとなく、何者かがいるよな、、、とは思える)
 そうそう、そういえば僕らがお参りする一つ前の方が卵と日本酒をお供えしたのをみていて僕らがその方にきいたら『ここの水神様は卵と日本酒が大好きなんですよ』と言ってくれて、僕らも『じゃあ次くるときは卵とお酒持ってこよう』と話をしていたのをみて喜んでくれたのかもしれない。

 で、一方。
 一ヶ月後くらいに今度は別の知人Bさん(この方も霊感があるという)にも同じ写真を見せたところ『何かわからないけどとても怖いものがいる』という反応をいただいた。その様子から珍しくけっこう怯えてるな、とも感じた。
 でも、言われてみて写真をもう一度みて感じようとしてみても、その感覚もわからなくもない。Aさんの感覚もBさんの感覚も両方間違えてはいなくて、多分感じ方が違うのかな、と思った次第。ここまでが一つ目。

 そして、この日は弊立神宮ともう一つの神社(あまり知られてないが実は弊立より古い、まだすごい神社が近くにある。ここは朱雀がみれるという)の予定だったのが、その後もっと足を伸ばそう、ということになり最終的には天岩戸神社まで行った。

 その近くには、天安河原、という天照大神がお隠れになったという洞窟?があり、そこに行ってみることに。
 だが、天安河原の洞窟の数十メートル手前、もう見えるところで私は急に前に進めなくなった。
 直感的に鬼か何かに冥界?に引き込まれるような感じがしたからだ。
 
 一方で、私のように足がすくむ人は周りには誰もいなくて、友人や他の観光客の方は平気で洞窟の方に歩いていける。それがちょっと不思議ではあったし、また後日天安河原の写真をみるだけでもちょっと怖い感じがした。

 で、実はここにはまだ続きがあって。
  
 お会いすることはあまりないのだが、やはりみえる系の知人Cさん、という方がいらっしゃる(どうでもいいけど、私の周りにはそのような不思議な、あるいは感覚の優れた方が何故か多いようだ)。

 その方もあるとき天安河原に行かれたことをブログに綴っていらっしゃったのだけど、
 書いてあったことを感じたままに要約するならば、そこにも役目をもったある神様がいて、どうやらCさんは神様に呼ばれて訪問したらしい、とのこと。

 つまり、私にとっては怖い場所に思えたのだけど、Cさんにとっては神様に呼ばれた土地だったというように、感じたものは違っていたのだ。

 ここから思うに、AさんもBさんもCさんも嘘を言っている様子はなく、もしかしたら人それぞれそもそも感じたもの、チャンネルが異なっているのかもしれない。

 というかそもそも『みえる世界』でさえ、ある事象、、、、たとえば他人に対する印象、感じ方は自分の価値観や気分、また成長度合いによっていくらでも変わる。

ならば、形のないみえない世界ならば尚更のこと。同じ場所にいて、大体同じ対象をみていても角度やチャンネルは違っていて。
嘘をついていない限り、感じられるものは本当に人それぞれ違うのかもしれない。

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