気球がいくつかアメリカ軍によって撃ち落とされた。
中国の軍事行動だと。
でも、そのうち中国のものじゃなかったものもあるらしい。
で、ちょっと騒がしくなっている。
撃ち落としたのは間違い?
アメリカは突然気球を見つけて撃ち落としちゃった。
でも、あれはちょっと問題があったようだ。
中国の最新の軍事戦略?
それにしても、人工衛星やドローンではなく、なぜ気球だったのか。
中国の軍事戦略もあるらしい。
しかし、中国側は今回、公式的にはこう言っている。
この食い違いはなんのだろうか?
でも、バイデン大統領は撃ち落としたのは、あくまで正しいのだと主張する。
では、アメリカ軍はホントにどうして撃墜したのだろうか?
中国の気球の航行に瑕疵はない?
今回の気球はADS-Bを発信していなかったらしい。
ADS-Bとは、「放送型自動従属監視」の略で、GPSなどの衛星測位システムを利用して、航空機が自らの位置を発信して外部からの追跡を可能にするシステムだ。航空関係者のみならず「フライトレーダー24」などのアプリを使えば民間の一般人でもチェックすることが可能とか。
中国にADS―Bを発信する義務はないのだ。
でも、あの気球は、ホントのところ、気象用なのか軍事偵察用なのだろうか?
しかし、この気球は航路をコントロールすることが出来ないものだとわかっている。
だからバイデン大統領は安全保障上の問題はないと言っている。
ではどうして今回撃墜したのか?
「この、ハゲー!」で国会議員を辞めた豊田真由子氏はこう言っている。
ホントの問題は何なのか?
アメリカにとって中国の最近の気球戦略が脅威になっているのは事実なのだろう。
https://www.sankei.com/article/20230210-YKFS4ALZSRKVZOASJMSGBQMXDI/
今日の日本テレビの『真相報道バンキシャ!』がこの問題を報道していた。
番組によると、中国はこの気球を数年前から海南島に打ち上げ場を整備して、発射していたらしい。
しかし、番組ではこうも言っていた。
中国の偵察衛星は400個、アメリカは2500個。気球はその差を埋めるためとか。
ということはどういうことか。
成層圏でヘリコプターや飛行機を偵察している上の衛星軌道にはアメリカの偵察衛星が中国の6倍近く飛んでいるのだ。
成層圏が軍事目的に使われようとしているのが問題なのではない。すでに、成層圏の外側では衛星がウヨウヨ回って偵察しているのだ。それも圧倒的にアメリカ優位のもとで。
いったい何を騒いでいるのだろうか?
気の小さい人がゴキブリを見て騒いでいるみたいなものなんじゃないだろうか?