MZMという怪物。

期待が確信に変わる瞬間。

それは全て「ライブ」にまつわる瞬間だった。

好きなバンドがフェスに出た時、フロントエリアの男女比が10:0だった時、ここには俺と同じ気持ちのバカしかねぇと思った。

星空凛(ラブライブ)が、己に対しての「周りの思う星空凛」と自分の中のなりたい「可能性の星空凛」との間で苦悩する姿を見た時、過去の自分と重ねて俺は人生で始めて「推し」という概念を言葉ではなく魂で理解した。

コーサカ(MZM)が、会話の端々に自分を曲げない筋の通った考えを持った吸血鬼だということは感じていたが、「コンプライアンスは誰が為に」を出した時、自分の中に芽生えていた期待は確信へと変わった。
(おそらくアレは警鐘であり啓蒙であり叱咤であり激励であり戒めなんだというのが自分の解釈です)
(ちなみに自分は1st記念ライブで一番好きな動画にコレを押しました)

GW配信で、『高坂穂乃果は最初好きじゃなかったけど、ある時から自分が重なった』というセリフを聞いた時、星空凛に自分を重ねた俺と同じやん…と、思わず「コーサカとラの話してぇ」とコメントした。

自分はMZMを面白シュークリーム動画の人と思っていたので、1stCDの再販が手元に届くまで、ぶっちゃけ「up_to_date」ぐらいしかまともに聴いていなかったが、「hero_」が配信された時、イントロが流れた瞬間、コレは来た、と思った。

1st記念ライブの最後に、アンジョーがひねり出した「一年間色々あった」「とにかく一言だけ、本当にみんなありがとう」の後、彼はいつもの調子でいつものように、毎度言っている話をした、

「とてもいい仲間に囲まれています。
   渋谷で飲み明かしたあの子もそうだし、
   所属Vがバズって“忙しいよ”とかヘラヘラしてるアイツもそうだし、
   家に来てビートを掛けながら一緒に遊ぶワニもそうだし、
   いつも、夜中に電話したり電話掛けられたりしてる忍者もそうだし、
   どっかにいるヒーローもそうだし、本当に素晴らしい仲間に囲まれてて……」
「みんなに言いたい事は一個だけで、俺らは俺らのやりたい事をマジでベストにやってる……」

「なので、コレからも、……よろしくおねがいします。」

〜〜〜〜♪

期待は確信に変わった。
今これを書きながら、コーサカが「シャッターチャンスだぞ」と言ったアンジョーの泣きからラストの口上の動画を流しながら酒を飲んでるが、最高の酒のつまみだ。
動画の中で誰かが「一生ついて行くぞ!」と言ってた、心の中で頷いたしあの場にいた全員がそう思った筈だ、それぐらい良いライブだった。

ひとつひとつのポイントを羅列するだけでとてもすごい量になりそうなので、これぐらいで終わりにしたいと思う。

最後に二言。

1、次は、ひとりじゃなく誰かと喜びを共有したい。

2、開演前からチラホラとスタッフさんがカメラを回していたが、終演後に「ワニのコーチジャケット」見せびらかしてる奴が居たら俺なんで、映像として残ったら是非ワニのヤカを聴いてみてください。

バ〜イ、センキュ。

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