【Vintage】添削杯Vol.5 解説、環境への見解、そしてデッキ構築【MTG】

というわけで参加費ではないので自由な感想。

解説をしましたが楽しかったです!
もっとこう、人を呼べるような解説が出来ればなと思いました。 正直マジでこの人数しか見てねぇの!?ってくらいの名勝負が沢山あったので、MTG興味がある人はアーカイブで(解説が鬱陶しかったらミュートにして)見てください。 本当にすごかった。 73人集まるとかすごいですよ。

【ウルザ許さないスペシャル(ウルザ入り)】とかいうかなすれもびっくりなデッキも強かったし、何よりストームにまで《ウルザの物語》を入れて来る環境でしたが、本当にデッキをくみ上げて来るプレイヤーの底力を感じましたね。

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オブラートに包んで†癌†

恐らくエターナルウィークエンドなり、それ以外でも進めばレガシーとヴィンテージにメスが入ることがほぼ確実だと思われるモダンクソホライズン2でしたが、中々エキサイティングなデッキをたくさん見れた気がしました。

解説していても楽しかったです。

 はてさて内容に関しては《ウルザの物語》vs《Bazaar of Baghdad》vs【強い土地ヘイト】といったことになったかな、と。
《Mishra's Workshop》が無い?そんなもん《ウルザの物語》デッキの一部です、分ける必要ある????

 やはり強いと感じられたのが第三章の(0)か(1)を持ってくる能力がヴィンテだとマナが減るデメリットになっていないという事。Moxで色マナ供給も良し、《太陽の指輪》《魔力の櫃》での加速もあり、《多用途の鍵》といったコンボパーツから《師範の占い独楽》、その他対策カードをすんなり持ってこれるのが弱いわけもなく。

 今回大会で思ったことは
《ウルザの物語》のヘイト、本当に高かったのか?
ということが結構感じられて。以下が、今回の採用カード枚数であったが

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《不毛の大地》の枚数が多いように見えて、少なく感じられる。 これはおそらく12人のShopデッキで48枚、8人の墓荒らしで24枚前後として72枚。これで半分弱。
 残りの52人で半分ちょいをわけているが、その中で採用枚数を考えると平均して2枚とっていない(+1枚の露天鉱床はあるけれど)と考えると少し少ないようにも思えるのだ。
 
 勿論だが《活性の力》も多いのだが、これらも墓荒らしやドレッジ系のデッキで採用されており、デッキ全体でみるとヘイトが若干低い。

 かといって他の色の対策カードが多いようには見えず
《高山の月》が8枚、《月の大魔術師》が4枚、《激しい叱責》《血染めの月》が各3枚とキラーカードなりえるカードが非常に少なく思えたのだ。
《レオニンの遺物囲い》に関しても6枚(おそらく2デッキ)であった。

 個人的にだが《剣を鍬に》《破壊放題》、などの汎用カードでの対応が確かに丸いのも分かるが、《The Tabernacle at Pendrell Vale》といった一部に刺さるキラーカードが48枚も採用されている割には、《ウルザの物語》を焦点に据えたデッキ構築でなかったのではないか、とも思った。

 やりたいことをやるのも大事ではあるが、環境カードを使う、もしくは対策するとならないとやはり勝ち抜けないということであろう。現にトップ8のうち6人が《ウルザの物語》を使っていた。
 そう考えると【ウルザ許さないスペシャル(ウルザ入り)】というのは本当に環境理解度が非常に高いデッキだったと思われる。 優勝したDPSに関しても《ウルザの物語》を採用するマナ基盤警察に怒られそうなデッキだったが、それでも回せたので非常に凄いと思った(語彙力)

 極端な話ではあるけれど、赤単プリズンもモックスの裏目があるので強いデッキではないと言われているが、非常に"月"が強い環境でいないというのは個人的に意外であった。勿論《活性の力》で加速手段や月そのものを割られてしまうのが非常に大きな原因でもあるのだが。

 
 どうしても流行らない理由として、結局《Mishra's Workshop》から展開されるアグロ戦法の劣化という点もあったが、ゴロスショップのように遅くなるデッキであれば減速+《破壊放題》といった軸が見れるので選択肢である程度に感じられた(三なる宝球は例外だが、制限)
《エインジ―の荒廃者》といったマストアタックなアドバンテージ源しかいなかったが、伝説とは言え《敏捷なこそ泥、ラガバン》は勿論《再鍛の刃、ラエリア》という選択肢も増えて、サイドボードも《タルモゴイフ》、さらには《忍耐》が厳しいタフネス4の壁と《王冠泥棒、オーコ》への対応できる《バーニング・ハンズ》や、VSプレインズウォーカーデッキ全体を見るならば《火炎の襲撃》。 《スレイベンの守護者、サリア》を軸にする白単や、生物が並ぶデッキに対しての《激情》すらあった。
 レガシーで赤単プリズンを持っている人はマジでヴィンテージデビューしてみてほしい。 ヴィンテに適用させる必要があるが(ペタル減らすとかしないといけないので)、過去一番で勝てる環境にあると思っている。

 安定性を考えてブルームーンも十分に強い。 《濁浪の執政》という大型クリーチャーも選ぶことができるし、青赤であれば《表現の反復》とかも採用できる。 今の環境は《ウルザの物語》を警戒していればそこまで早くない(赤ドレッジなどから目を逸らす)ので、《表現の反復》も少し過小評価気味のカードかもしれない。あれオリカの域じゃない?(プレイしてから挙動毎回確認するレベル)

 俺がぱっと作って適当に戦って割と勝てるんだから本職URとかが調整&プレイしたら多分めっちゃ強くなりそうだよという感想が今ありまして……

そんなことはさておいて
閑 話 休 題

 さらにさらに、そういう理由としてはこれで

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 現在マジで基本地形もクソもないくらいショップが土地を攻めて来る。 とにかく全てを滅ぼせば最強!!!!とかいうくらいの思考である。とにかく面倒な土地を破壊する、MOXはアーティファクトついでに《破壊放題》《力ずく》で破壊とかでもいい。

 そんな《ウルザの物語》デッキ同士のつぶし合いのような光景をまとめて上から潰せる選択肢だったが、俺は《抑制の場》まで加えて《ウルザの物語》と《王冠泥棒オーコ》絶対に許さないとかいう赤白で出る予定だった。

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流石にここまで特定のカードにヘイトを高めろとは言っていない 

 まぁ推してはいるが《稲妻》が弱いとか、白とって《剣を鍬に》《虹色の終焉》《僧院の導師》取りたいとかそういう気持ちもわかるし、そもそもURの細さがヤバいので選びたくないというのもわかる。

 好きなデッキを使うのは最高である、これはかなすれなんて普段使ってる俺がいうんだから間違いない。 ただし、時にはメイン《虚空の力線》《魔力流出》をとれ、とまではいわないけれど。 少しヘイトを高めてみませんか、というのを伝えてみたい。 特にここまで強いカードが出た時は、ある意味それを楽しむのもいいものだ。 

《閃光》解禁されて《虚空の力線》*4ないとデッキじゃないとかいうのは流石に勘弁だがな!!!

というわけで、参加者、関係者、お疲れさまでした!!!!!! 次回は多分参加しますが!!!!!ウルザの物語制限されてるだろうしブルームーンなんて使いません!!!!!!!

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