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強くてニューゲーム

一時期親ガチャという言葉がツイッターやニュースなどで話題になっていた。

実際、東大に入っている人の親の年収は平均して高いというデータもあるそうな。

金持ちのもとで生まれ育った子どもは強くてニューゲームの状態が起こる。金持ちでその状態を維持するにはある程度のノウハウが必要だ。だから、その知識は親から子どもへと引き継がれていく。

逆に言うと、金だけ渡していてもドラ息子になって資産を食い潰して終わりだ。

知識の継承が最も重要だと感じる。

残念ながら、私達のような一般庶民は平凡な家庭で育ってきた。だから、金持になるのは難しい。なぜなら、私達の身の回りにある環境や人間関係がレベルアップを阻害するから。

頑張っている人間を素直に応援してくれる人のほうが少ないだろう。

身近な人がなんだか遠いところに行ってしまうのは寂しいし、自分と同じだと思っていた人が金持ちになるのに対して激しい嫉妬の感情を持つ。特に日本人は。

しかし、平凡だからといって幸福になれないのかと言ったらそうとは限らない。平凡や貧乏でも楽しく過ごしている人はいるだろう。発展途上国で貧しくても楽しそうに毎日過ごしている人は実際いる。

金持ちでも毎日が退屈すぎて不幸な人もいる。

ただ一つ言えるのはお金持ちだとこの資本主義ゲームを有利に進めることができる。

まずは学歴だ。

高学歴であれば、就職に有利である。なんだかんだ言って日本は学歴社会だから、学歴フィルターはバンバン使われる。だから、大学に入って卒業するには金が必要だ。

蛙の子は蛙。

鳶は鷹を産まない。

よっぽど反面教師にしない限り子どもは親と同じような人生を歩んでしまうと思う。全く同じとは言わないが、同じような金銭状況になるのでは。

世界長者番付に入っているような人はきっと親も金持ちだったのだろう。良い教育を受け、世の中に技術革新を生み出すような面白い発想ができる。金銭的に余裕がないとそんなことはできない。

今日の飯にありつけるかどうかわからない状態で余裕なんてないから。

幸い日本では餓死することはまずありえないだろう。

しっかりとセーフティーネットは用意されている。

ただ、そういう制度があるということを知っているか?

ちゃんと手続きができるのか?

調べなければいけないというハードルがある。

面白い発想と言うのはお金と時間に余裕がないとできない。

私達平凡なサラリーマンはまずお金と時間に余裕を持つことを考える必要がある。

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