人生には「過ごし方注意！」な時期がある話

　人生山あり谷あり。

　いくら「私は３６５日幸せに暮らしたいです」と願っても、日々良いことがあり、そして悪いこともあるのが、実際のリアルである。

　そして昔から言われるように、人生には良いことが起きやすい時期がある一方で、悪いことが起こりやすいと言われている時期がある。その一つが、いわゆる「空亡」の時期である。

　「空亡」とは占いの四柱推命における「天が味方しない時期」という考え方で、他の占いによっては「天中殺」や「殺界」といった言葉で表現されている時期を指す。

　一般的には、「空亡は悪い（ように見える）ことが起こりやすい時期です」と言えば分かりやすいかもしれないが、個人的な体験から思うに、それにはそれなりの理由があるように思う。

　私自身、ある時期に「空亡」に突入。その概念、影響を知り、過去の周期とその影響も確認。結果、この現象を「占いの話でしょ？」「科学的根拠は？」「迷信でしょ？」などと、かんたんに一笑できるものではないことを実感した。

　むしろ、それが訪れるには訪れるだけの理由がある、人生における重要な期間であると感じた。今や、「空亡」を語らずして人生や運勢について語ることはできないとさえ思う。

　そこでこの記事では、空亡について気づいたことや感じたことなどを、率直に書いていく。なおこの記事は「空亡」の知識についてご紹介する記事ではない。その点はご了承いただきたく思う。

はじめに

　人生とはほんとうの不思議なもので、あるタイミングに差し掛かったとたん、あらゆる物事、状況が、突如として変わり始める。

　仕事。プライベート。健康。自分自身が置かれる状況。目に見えて、物事が変わり始め、今まで起こらなかったことが起こり始める。今までとは空気感が違うことに気づく。現実で様々なことが起こり始める。

　人生にはそんなタイミングがあるが、「空亡」はまさにその期間であると感じた。

　「空亡」には科学的根拠は一切ない。四柱推命や算命学などの占いで登場する概念です。そのため「空亡なんて迷信だ」と考える人もたくさんいることは承知している。

　私にとって興味があることは、それが「正しい」か「間違っている」かを云々することではない。「人生でその影響はあるのか？現実の結果としてどうなったのか？」という話である。

　「空亡」に突入し、そこで様々な事柄が発生する意味を考えたとき。「空亡」というタイミングについて、どうしても語る必要があることを実感しているのが正直な話である。